悪用された場合の対処法
ショックを受ける
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身に覚えのない請求には応じなくていい
保険証は身分証明書としても利用できる場合があるため、消費者金融やカードローンのキャッシングサービスなどで、不正利用されることもありえます。とはいえ不正利用の場合は支払義務は発生せず、身に覚えのない請求がきたとしても支払いに応じる必要はありません。
もしも身に覚えのない請求がきたら、まずは最寄りの警察や国民生活センターなどに相談することが大切です。
より徹底するなら信用情報機関に申告
消費者金融やカードローンでキャッシングの審査をする際には、「信用情報機関」が保持している信用情報のチェックが入ります。この信用情報機関に対して、身分証明書を紛失したことを申告をしておくと、信用情報のチェック時に紛失の事実があることが伝わります(本人申告制度)。
なお信用情報機関は以下3つあり、徹底するのであれば3つすべてに申告するのがおすすめです。
・全国銀行個人信用情報センター
・株式会社シー・アイ・シー
・株式会社日本信用情報機構
保険証も重要な身分証明書ですので、紛失して、そのままにするのは避けましょう。探して見つからない場合は、できるだけすみやかに警察署への連絡&再発行の手続きを進めることが大切です。