小春日和のような温かさをプラスして

秋の終わりから冬の初めの頃の暖かな天気のことを「小春日和」と呼びます。

そんな穏やかな様子を表現したくて、柔らかいピンクがかわいらしい「セルリア」と「カスミソウ」を加えました。

こちらも全体にまんべんなく配置するのではなく、種類ごとにまとめて塊で花を配置するほうが、スタイリッシュな雰囲気で素敵に仕上がると思います。

普段あまりいける機会がない胡蝶蘭ですが、意外にいろいろな花やグリーンとマッチします。

鉢物の胡蝶蘭もカットして切り花として楽しむことができますので、もっと日常に取り入れていただきたい花です。

 

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器を変えてシンプルに

器をスリムなものに変えると、必要な花のボリュームも受ける印象も変わります。

胡蝶蘭は下に垂れるような咲き方をしているものが多いので、残りの花材は上に少しだけ伸ばしていけてメリハリをつけます。横を広げ過ぎるとせっかくの縦のラインを崩してしまうので注意しましょう。