収納スペースはあえて中身を見せない空間にすることで、部屋をすっきりと片付いた状態に見せることが可能です。今回は、「隠す収納術」を解説します!
隠す収納で部屋をスッキリ見せるコツ
隠す収納にはコツがあります。ここでは隠す収納を上手に実践するためのコツをご紹介します。
壁や棚と一体感をもたせる
隠す収納を壁や棚に作ることでスタイリッシュなデザインに。部屋と一体感を生み出して、スッキリとした雰囲気を演出しましょう。
わかりやすさも大切
隠す収納には物が視覚的に減ってスッキリとした部屋になるというメリットがありますが、「どこに何を置いたかわからなくなる」というデメリットもあります。そんなときはラベリングをして、置いてある物や使う人ごとに一目でわかるように収納するのもコツです。
物を増やさない
せっかく隠す収納をしても物が増えると、収納場所が不足してしまうおそれがあります。物が増えれば増えるほどスッキリした部屋から遠ざかっていきます。雑多な印象を与えないためにも、物は増やさないようにしましょう。
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隠す収納のアイデア10選
ここでは隠す収納のアイデアをご紹介します。きっとあなたのお部屋にぴったりのテクニックや、方法もありますよ。
①床に物を置かない
床に物を置くと雑多な印象を与えます。床に物を置いてしまう原因としては
・所有物が多い
・片づける場所が定まっていない
といった点が挙げられます。一時的に物を置く場所を決めるだけでも、床に置いた物が散乱しなくなります。「収納場所がない」という方は100均のケースでもいいので、片づけ場所を決めてみましょう。
②子どものおもちゃはざっくり収納
子どものおもちゃは整理してもすぐに散らかってしまいますよね。おもちゃは多少雑になってもいいので、子どもにとっての片づけやすさを優先しましょう。
隠す収納を使って、子どもにおもちゃの片づけを任せて、整理整頓の習慣を身につけてもらえたら一石二鳥ですよね。おもちゃが片づけられるようになると子どもの自信にもつながります。
③「見せる収納」も取り入れる
隠す収納をすることで「見せる収納」が際立ちます。ここぞとばかりにおしゃれな収納ケースやボックスを使ったり、お気に入りのアイテムやコレクションを見せたりして、部屋全体の魅力を高めましょう。
④一体感のある壁面収納
家の購入時やリフォームをするときは壁面収納も検討してみませんか?壁面収納は、壁の空間を有効活用するため、床面積を取らずに収納スペースを確保できます。さらには、収納物の見やすさや、必要な物の取り出しが簡単です。自分の好みに合わせておしゃれで便利な空間に変えましょう。
⑤ウォークインクローゼットに扉を
収納スペースとして人気のウォークインクローゼット。ウォークインクローゼットは寝室や着替え場所といったプライベートな空間ですよね。扉をつけると、よりプライバシーを確保しやすくなります。
⑥重要書類はファイリング&ラベリング
家族の重要書類や家電の説明書などはファイリングとラベリングをすると、探す手間がなくなって便利。書類の紛失するリスクも軽減できるのでおすすめです。また、しまっておく場所が明確になるので、家族の片づけ習慣を身につけるのにも役立ちます。
⑦階段下に収納スペース
階段下のようなデッドスペースを収納スペースとして有効活用しましょう。トイレットペーパーなどの日用品を収納するのにとても役に立ちます。「隠す収納」において収納スペースは多ければ多いほど便利です。
⑧突っ張り棒で収納スペース追加
「棚が置けなくて収納場所がない」
そんなときは万能な突っ張り棒を使って収納スペースを追加しましょう。突っ張り棒は工具を使わずに設置できるため、取り付けが簡単です。写真のように、キッチン用具を吊り下げるのにもってこいですね。
⑨コード類はシンプルなボックスに収納
充電器や家電製品のコードはシンプルなボックスに収納しましょう。コード類は絡まりがちです。ボックスに収納すれば、コードをまとめて整理できて取り出しやすくなります。
⑩統一感を出す
ここまでさまざまな隠す収納アイデアをご紹介しました。それらすべてに共通している大事なポイントは「統一感」です。統一感のあるデザインやスタイルは部屋全体の見た目をスッキリとさせ、まとまりのある印象を与えます。
収納ボックスの色は壁紙に合わせたり、形はほかの家具とマッチするようにしたり、ひと工夫しましょう。
まとめ:隠す収納で部屋も気持ちもスッキリ!
この記事では隠す収納アイデア10選と隠す収納のコツをご紹介しました。部屋が散らかりがちな方はぜひ隠す収納を試してみてはいかがでしょうか。少しの工夫で部屋も気持ちもスッキリしますよ。