【回遊動線で叶える、ストレスフリーな家の実例2選!】回遊動線設計のポイントもチェック

回遊動線を取り入れるメリット

回遊動線を取り入れるメリットについてご紹介します。

 

動線の不都合が減り、暮らしやすくなる

「この部屋や壁がなければ直接出入りできるのに」という不満がなくなることは、回遊動線における大きなメリットといえます。また回遊動線は居住スペースをまたぐことなく各部屋に出入りできるため、生活リズムが異なる家族であっても対応しやすい点もポイントです。

 

開放的な室内を生み出せる

開放的な室内になるのも、回遊動線ならではのメリット。回遊動線は一般的な廊下を取り払ってつくられることも多いため、廊下として使うはずだったスペースも居住空間として活用できます。2階建てよりどうしても部屋数が少なくなってしまう平屋でも大いに活用できるのが回遊動線の特徴です。

 

家事の負担が減る

「洗濯動線」という言葉をご存じでしょうか?洗濯動線とは、洗濯における洗う→干す→しまうの動作を連なった部屋同士で行えるような動線を指します。洗濯動線は回遊動線として、脱衣室・ランドリールーム・物干しスペースの3つのスペースをくるくると回れる動線にしていることも多いです。回遊動線を確保することで家事の負担も軽減できます。

 

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回遊動線のデメリット

回遊動線はメリットが多くある一方で、デメリットも存在します。デメリットについても確認していきましょう!

 

廊下が少ない間取りになりがち

回遊動線を多く設けると、どうしても廊下が少ない間取りになります。廊下が少ないと各部屋の距離が近いため、プライバシーを保ちにくいと感じる方もいるでしょう。廊下が少ない間取りならではのデメリットもあると理解しておくのがおすすめです。

 

行き止まりの場所が少ない分収納スペースも減る

行き止まりの場所をつくらない回遊動線では、収納スペースが減ってしまいます。通り抜けやアクセスの良さを前提として間取りをつくる場合、収納空間にスペースを割けなくなるためです。間取り図をつくる段階からどの場所に収納スペースを定めたいか、ある程度想定しておくことが大切です。