買ったばかりなのに自転車を盗まれてしまった・・・。そんな経験をした人もいるのでは。私もちょっとした隙に自転車の盗難にあったことがあります。盗まれたこともショックですが、その後の移動にも影響が出て、予定も変更しなければならず、とても嫌な思いをしました。

自転車は通勤や買い物など、普段の生活で気軽に使える一方で、一部の利用者が路上に放置したり、スマホを触りながら運転して事故を起こしたりと、問題になることが少なくありません。盗難もそのトラブルの1つです。

自転車は、自動車と違って免許がないため、運転ルールを知らずに自転車に乗っている人も多くいます。少しでもトラブルを避けるために気をつけて運転したいですね。ただ、盗難はいくら注意していても避けられない場合があります。さらに、ロードバイクなど高額な自転車を購入した場合は、ショックが大きいかと思います。近年では、自転車の盗難保険サービスを扱う保険会社も増えてきました。どのようなサービスがあるのか、いくらぐらいなのか、主要3社を見ていきましょう。

ロードバイクなど高額自転車には盗難保険が安心?

自転車盗難保険に限らず、そもそも保険の位置づけは「貯蓄などでは対応できないリスクに備える」という考え方です。よって、1台1万~2万円で購入した自転車であれば、盗難の被害に遭ったとしても、貯蓄から買い直せる方が多いでしょう。つまり、比較的安価な自転車であれば保険は必要なさそうです。

ただ、奮発して買った新しいロードバイクやお気に入りの自転車が盗難されて保険で補償も受けられないとなれば、気持ちが落ち込む可能性もあります。いざという時、あなたはどういうタイプでしょうか?自分自身がどのような性分なのか、考えて加入可否の判断材料にしてください。もちろん、高価な自転車を購入する場合は、加入していた方が良いと思います。

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1日100台も!自転車の盗難件数


自転車を盗もうとしている男性
【画像出典元】「stock.adobe.com/Paolese」

警視庁のデータによると、平成30年の自転車盗難は約3万5000件です。年間5万件を超える年もあったので、近年はやや減少傾向といえますが、1日あたり100台程度全国各地で盗難被害に遭っているわけです。

出所)警視庁ホームページ