3. 「一人暮らし」「夫婦」「共働き」の場合~それぞれに最適な賢い貯金方法
独身の人でも一人暮らしをしている人と実家暮らしをしている人では、その貯金する方法は異なります。また、夫婦でも共働きで二馬力かどちらか一方だけ仕事をしている一馬力かの違いにもよって、その貯金する方法は変わります。
3-1. 一人暮らしにおすすめの貯金方法
一人暮らしをしていると家賃や食費代で結構お金がかかるため、貯金ゼロという方が多いように思います。そんなあなたは、財形貯蓄や積立定期預金などを利用して、まずは10万円の貯金を目指しましょう。そのために交際費や食費などを少し節約して、毎月少しずつでもいいので貯金ができる体質にしていきましょう。
月々5000円だと1年8ヵ月かかりますが、頑張って1万円貯金できれば1年足らずで10万円が貯金できます。毎月のやりくりが赤字ギリギリでどうしても貯金ができないという人は、ボーナスが出たときには手をつけず、まとまった金額を貯金するようにしましょう。
3-2. 実家暮らしにおすすめの貯金方法
実家に暮らしていると家賃もかかりませんし、朝ご飯や晩ご飯も家で食べれば食費代も浮きます。毎月まとまった金額を貯めていくことができるので、100万円や500万円も夢ではありません。一人暮らしでなかなかお金が貯まらないという人は、一度実家に戻って節約生活をすることをおすすめします。
3-3. 共働き夫婦におすすめの貯金方法
共働きの夫婦の場合、どちらか一方の収入で生活をして、もう1人の収入は全て貯金するくらいを目指してください。
そのためにはお互いの収入をすべてオープンにして夫婦共有の銀行口座を作り、将来の目標を一緒に考えて、貯金する目的を共有できれば完璧です。そのためにも年に1度は夫婦会議を開いて、家計の収支や貯金額をチェックしましょう。
3-4. 一馬力夫婦におすすめの貯金方法
どちらか一方しか働いていない場合は、家事をまかされている人がしっかり家計を管理するようにします。夫婦で協力し合い家計を上手にやりくりできれば、必ず貯金額は増えるはず。
日々の買い物を少し工夫することで節約ができます。また、定期的に購入する日用品などはインターネットショッピングをうまく使いましょう。ウェブサイトによっては、週末や月末などセールをして割引額がいつもより大きくなったり、ポイントが10倍になったりしているので、情報収集を怠らずマメに行うようにしましょう。
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4. タンス預金は意味なし!10万、100万、200万の金額別おすすめ資産運用
資産運用
【画像出典元】「iStock.com/Yok46233042」
貯金ができはじめたら次に、そのお金を増やすことを考えていきましょう。銀行に預けていてもほとんど金利はつきません。そこで貯金額別のおすすめ資産運用方法を紹介します。
4-1. 10万円貯金できたときのおすすめ資産運用方法
これぐらいの金額では、まだリスクを取った資産運用はおすすめできません。しかし、ほとんど金利が付かない銀行預金に預けておくのはもったいないですね。まずは、個人向け国債などを検討してみてはいかがでしょうか。また、キャンペーンなどで金利が少し高くなっている定期預金などもおすすめです。
4-2. 100万円貯金できたときのおすすめ資産運用方法
100万円貯まったらその半分は、少しリスクを取って投資信託などで運用してみるのはいかがでしょうか。とはいっても、株や不動産に投資しているリスクの高い投資信託ではなく、国内の債券に投資している投資信託がリスクも低くおすすめです。残りの半分は、先に紹介した個人向け国債やキャンペーンの定期預金など安全な場所に預けておきましょう。
4-3. 200万円貯金ができたときのおすすめ資産運用方法
ここでもまた半分くらいの金額は、少しリスクを取っていきましょう。少額投資非課税制度(NISA)は年間120万円まで投資できるので、まだNISA口座を作っていない人は証券口座を作ってみてください。
そして投資先は、マーケットを分散して国内外の債券や株式に投資している投資信託を購入してみましょう。分散投資は、資産運用の基本です。そして残りの半分は、これもまた先ほどと同じようにリスクがない定期預金や個人向け国債などに預けておきましょう。