睡蓮の花言葉と名前の由来
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睡蓮の花言葉は「清純な心」「純情」「甘美」「優しさ」「信頼」などで、色によって異なります。また、古代エジプトにおいては太陽のシンボルとされていたことから、「信仰」という花言葉もあります。
さらに、ギリシャ神話に由来する花言葉として「滅亡」も挙げられます。
学名の由来にもなっているニンフは、プリアポスの言い寄りから逃れるために、水場に入って睡蓮に姿を変えたといわれています。
睡蓮になったニンフは、しばしばギリシャ神話やヨーロッパの伝説で水場に人を引き込む魔物のように描かれることがあります。ヘラクレスの愛人であるヒュラスが水を汲みに水場に近づいた際に、ヒュラスを気に入ったニンフが彼を水場に引き込んでしまったという話のように近づいた人に死をもたらすというイメージから、いつからか「滅亡」という花言葉が与えられたのかもしれませんね。
日本語の「睡蓮」は、睡蓮の花が朝から昼に開き、夕方には眠るように閉じてしまうことから、「眠るハス」ということでこの名がつけられたともいわれています。
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睡蓮とハス(蓮)の違いは?
睡蓮によく似たハス。Janon Stock/Shutterstock.com
睡蓮とハスは、過去には同じスイレン科に分類されていましたが、遺伝子解析や花粉構造の研究により、ハスはハス科に分類されるようになりました。
ハスの地下茎には穴があり、この地下茎が「レンコン」として食べる部分になります。睡蓮は球根を持ちます。
上の写真のように睡蓮とハスは似ていますが、見た目でかりやすい違いとしては、睡蓮の葉は艶やかで切れ込みがある円形ですが、ハスには切れ込みがありません。さらに、ハスには浮き葉(水面上にある葉)と立ち葉(水面の上まで伸びて生えている葉)がありますが、睡蓮は浮き葉のみです。
ハスの開花のピークは7~8月中旬頃で、睡蓮より短めです。