「職業=旅人」!?貯蓄+株の運用で、資産を減らすことなく人生を楽しむ元外資コンサルマンとは…

毎回、さまざまな職業のハイスペ男子が登場し、よく遊ぶ街&行きつけのお店でハシゴ酒をする本企画。

お気に入りの料理やオススメのお酒を楽しみながら、東カレWEB編集部のTT(照沼・髙橋)コンビが、ハイスぺ男子の恋愛事情やプライベートを根掘り葉掘り聞いちゃいます。

ほろ酔い気分で思わぬ本音が飛び出すかも!?

第4回は、「恵比寿」で華金ハシゴ酒。ビジネスマンが多い恵比寿では、仕事上がりを少し早め、まだまだ街が空いている時間に待ち合わせるのが吉だ。

今回参加してくれたのは、京都府出身の清水慎一郎さん(40歳)と、宮城県仙台市出身の小田俊介さん(35歳)。

清水さんは、慶應大学卒業後、外資系コンサルでの16年半にわたる勤務を終えて“FIRE”し、個人の経営コンサルを行いながら“旅人”へとジョブチェンジ。

小田さんは、東北大学出身。現在勤務している広告代理店から戦略系コンサルへ転職を決めているそう。

おふたりは女性誌の座談会を通して出会い、意気投合。食事に行ったり遊びに出かけたりするうちに、ビジネスに関して突っ込んだ話をするほど打ち解けたのだとか。

というか “旅人”って一体…!?早く話を聞き出さなければ!

恵比寿駅東口から徒歩2~3分。人気飲食店ばかりが集う「GEMS恵比寿」の3階に鎮座する『カルネジーオ イースト』が、清水さんの行きつけの店だ。

肉汁あふれるグリル料理や、生肉料理がいただける貴重な名店。カップルはもちろん、女子会、接待などさまざまなシーンで利用されているという。

今回オーダーしたのは清水さんチョイスの3品。

アラカルトで頼むのもいいが、もしも初来店であるならば今回紹介する3品をはじめカルネジーオのおすすめ料理をすべて盛り込んだ「CarneSio eastコース」(¥8,250)を選んでほしい、とスタッフは語る。

無類の肉好きも、スタッフも、口をそろえてオススメする渾身の3品は、どんな“口福”をもたらしてくれるのだろうか。



【1品目 A5黒毛和牛刺し】

その日のコンディションに合わせ、最も良い状態のA5黒毛和牛を生で味わえる「黒毛和牛刺し」(¥1,980)。

口の中に入れた瞬間にとろけるようにほぐれるなめらかさと、最高ランクの黒毛和牛がもたらす旨みが最高。

「鮮度が高く、味付けも肉の風味をじゃましない適度な感じがGOOD。歯がいらないレベルのやわらかさが魅力。飲めるかもしれません。いや、飲めます!」(清水さん)



【2品目 黒毛和牛のタルタル】

ケッパーやコルニッション、エシャロットなどの香味野菜を加えて叩いた「黒毛和牛のタルタル」(¥2,360)は、香ばしく焼き上げたバタートーストにのせて。

「和牛を贅沢にタルタルした、背徳感たっぷりのメニューです。肉料理なのに、食べた後は爽やか。お酒も進みます」(小田さん)



【3品目 CarneSio特選牛フィレステーキ】

赤身の旨さに定評がある南米アルゼンチン産の牛肉が味わえる「牛フィレステーキ」(¥2,970/100g)は、合計200gからオーダーが可能。

お店のスタッフが席で肉をカットしてくれて、熱したバター&牛脂に刻みにんにくを投入し、甘口・辛口の2種類のしょうゆを加えて仕上げるソースをからめていただく。

「この旨い肉を1度でも食べたら、病みつきになること間違いナシ。分厚く香ばしい肉とソースの香りに、食欲が刺激されまくります」(清水さん)

ハイボール好きという清水さんと小田さんが選んだのは、キリンのウイスキー「陸」と「富士」を使ったハイボール。

「陸」は、ロックはもちろんハイボールにも適したウイスキーだ。フルーティーな味わいが爽快感を添える。(陸ハイボール ¥660)

富士御殿場蒸留所で作られるシングルモルトウイスキー「富士」。ワイングラスで飲みたいウイスキーとしても注目を集める、味のわかる大人のための一杯だ。(富士ハイボール ¥1,100)

編集部・髙橋は「アペロール スプリッツア」(¥990)を。

取材日は気温37度をマーク。暑い夏には、スパークリングワインとオレンジを使った爽やかなカクテルがぴったりだ。

編集部・照沼は、肉料理とのペアリングを堪能すべく、本日のセレクトワインの赤から「イ・モーリ レジェルメンテ・アパシート・ロッソ」(¥1,540)をチョイス。

シチリアの地で育まれた高品質なワインは、ベリーのアロマが特徴で、肉の味を引き立ててくれる。

照沼:最初に、ずっと聞きたくて仕方なかったことから聞いてもいいですか?清水さん、旅人って何ですか!?旅人って!

清水:やっぱり気になりますよね(笑)。

髙橋:私もめちゃくちゃ気になっていました(笑)。

清水:いやー、僕、外資コンサルで16年半働いてきたんですけど、毎日、寝るのが深夜の2、3時って状態で。

もちろん働いていて楽しかったけれど、もう一生分働いたかなぁと思ったんですよ。なので、少し前に退職しちゃいました!

照沼:それで、旅人っていうのは?

清水:家も手放して、今、流浪のホテル暮らしをしてるんですよ。いうならばホームレスですね(笑)。

行きたい、見たいって思う場所があればすぐにGOしちゃいます。今日も恵比寿駅のコインロッカーにスーツケースを預けてあって、これから北海道に行く予定です。

髙橋:な、なんてうらやましい暮らしを…。

照沼:え、ぶっちゃけ、貯金はどれくらいあるんですか?

清水:実はすでに数億円の貯蓄がありまして…。株の運用で年に数千万円稼げているので、月収100万円程度の暮らしなら、資産が減ることはないんです。

会社を辞めたとはいえ個人でコンサルの仕事は受けているので、収入がまったく途切れるわけでもないですしね。今後の人生は、旅を謳歌します!!

髙橋:旅がお好きなんですか?

清水:僕はシンプルに、自分が好きなものを3つにまとめているんです。それが、「旅行・ごはん・サウナ」。この3つに振り切ることに決めているんです。

照沼:それでも、家まで引き払うのはなかなかできない決断ですよね。

清水:コロナ禍にオンラインでも仕事がどうにかなる時代が来て、これなら家なんか無くてもなんとかなるんじゃ?って思ったんですよね。今年も4月から、すでに15の都道府県を回ってます!

佐賀県の武雄温泉にある「うらり武雄」っていう宿、良かったですよ~。ドライサウナやスチームサウナがあって、全身が整います!

髙橋:うわぁ、いいなぁ…。

小田:ほんと、うらやましいですよね。

照沼:そういう小田さんも、近々転職を考えてらっしゃるとか。

小田:そうなんです。清水さんほどのインパクトはないですけども…(笑)。

僕はまだ「コレ」と思えるほどやりたいことがなくて。それを見つけるために「IT・クリエイティブ・ビジネス」の3つのスキルを取ろうと考えてきたんです。これらの知識があれば、ひとりで何かしらのビジネスができるだろうと。

なので、まずは大卒でIT企業に就職してITスキルを得て、次に広告代理店に入ってクリエイティブなスキルを学びました。残るビジネススキルは、戦略系コンサルの会社で勉強する予定です!

髙橋:おふたりとも、感覚が違い過ぎます…!

小田:僕も清水さんのように、40代になったら自分の好きなことをして生きていきたいと思っているんです!そのためにも、30代はがむしゃらに働いて、スキルを高めたいですね!



ハイスペ男子の求める女性像は…?



照沼:ところで、おふたりの恋愛事情もお聞きしたいと思っているんですが…ハイスペックなおふたりなだけに、よりどりみどりって感じですか?

清水:あ、まったくそんなことはないので、今回ぜひ「恋人募集中!」って大きく書いてください。もう、めちゃくちゃ大きく(笑)!

小田:僕も同じくお願いします(笑)!

照沼:え!おふたりともフリーなんですか!?驚きです…。

髙橋:好みの女性は、どういった感じですか?

小田:昔はそれこそ、クリエイティブ系というか、アパレル系で髪をピンクにして…みたいな少し尖ってる女性が好きだったんですけど、今はもう少し堅実な人を求めるようになりました(笑)。

一緒にいてホッコリできるというか、僕が仕事で忙しいときにそっとスイッチを切り替えてくれるような人がいいです!

照沼:清水さんのタイプは?

清水:僕は、自分にないものを持っている人がいいですね!自分自身がちょっと変わっているのを自覚しているので、穏やかな女性がいいかな。

それと、芸術的センスがゼロなので、僕にない感覚やセンスを持っている人に惹かれますね。リスペクトできるポイントがあると魅力的に見えます。

照沼:それで、一緒に旅してくれるようなアクティブな人がいいんですよね?

清水:それはもちろん。僕、お祭りが好きで、毎年阿波踊りは踊り手として参加しているんです。他にも、ねぶたやよさこい、リオのカーニバル、スペインのトマト祭りも足を運んでいるので、そうした旅や祭りを一緒に楽しんでくれる人なら最高ですね~!

髙橋:仕草や言動で女性にキュンとすることはあります?

小田:寒い日にマフラーをぐるぐる巻きにして、顔が半分くらい埋もれてる女の子らしい感じ、弱いです。めっちゃかわいい!って思っちゃいます。地元が東北だからですかね(笑)。

清水:僕は関西女子の、独特なテンポ感に惹かれます。関西の中でも京都~滋賀あたりの、話を遮らず、上手に相づちを打ってくれる感じがたまりません!

そういえば以前、「社畜ってかっこいいよね」的なことを言われて、クラッとしたこともあります(笑)。頑張っていることを褒めてくれるのは、やっぱり嬉しいですね。

照沼:うわぁ…恋愛のツボって、本当に人ぞれぞれなんですね(笑)。

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あああ

取材・文/和栗恵