バレンタインに贈りたい、ときめく和菓子3選

こんにちは、和菓子コーディネーターのせせなおこです。今年もバレンタインの季節がやってきました。心が躍るキラキラと華やかなチョコレートを眺めるのも楽しいですが、ゆったりほっこり過すバレンタインはいかがでしょうか。今回はバレンタインにぴったりなときめく和菓子を選びました。

濃厚!ねっとり!チョコ羊羹

最初に紹介するのは石川・和菓子村上の「なめらかチョコ羊羹」です。村上は1911年に創業した日本三大菓子処の一つである金沢のお店。どのお菓子を食べてもほっこりとやさしい気持ちになることができ、そして何よりあんこがおいしいです。


この羊羹に出会ったのは数年前。それまでチョコレートの入った羊羹はあまり得意ではなかったのですが、チョコ羊羹おいしい!と初めて思ったチョコ羊羹です。特におすすめなのがビター。このチョコ羊羹はまるで生チョコのように濃厚なめらかなんです!


しかし、後味は和菓子らしくあっさりとしており、とても食べやすいのが特徴。さらに、村上のチョコ羊羹には抹茶、ほうじ茶のお茶を使ったフレーバーもあります。あんこや羊羹に馴染みがない方でも洋菓子感覚で食べていただける一品です。

和菓子村上
https://www.wagashi-murakami.com
「なめらかチョコ羊羹」5個入り 972円(税込)
https://www.wagashi-murakami.com/products/detail/147

※補足※
2024年1月現在、能登半島地震の影響で、一部店舗の営業時間が変更になっています。オンラインショップの発送に遅延が発生する可能性もありますので、最新状況は公式サイトにてご確認ください

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和菓子屋が作るサクサクバターサンド

続いて紹介するのは兵庫・高山堂の新ブランド”TAKAYAMADO AMATSUGI ”の「米粉のバターサンド」です。高山堂は大阪で1887年に創業したお店。”TAKAYAMADO AMATSUGI ”は“いつの時代も甘いお菓子で幸せを継いできた。そして、これからも継いでいきたい”という思いのもと、2020年に誕生しました。バターサンドには3個入り、6個入り、8個入り、12個入りがあり、どれも箱がおしゃれ!バレンタインにぴったりの包装です。


米粉のバターサンドは、米粉と玄米粉、道明寺でできたサクサクで雑穀感のあるサブレ生地でバタークリームを挟んだお菓子。本来は洋菓子であるバターサンドですが、和菓子屋さんならではのアレンジで作られている、新感覚のバターサンドです。ラムレーズン、苺、無花果、抹茶カシス、大納言バター、きなこ黒豆、ほうじ茶マロンの全7種類。今回の6個入りでは苺以外の6種類を楽しむことができます。(注文の際、好きなフレーバーの組み合わせに変更することもできます。)


お店の一押しがこちらの「抹茶カシス」。他にはない抹茶とカシスの珍しい組み合わせです。ほろ苦さを感じられる抹茶と酸味のあるカシスの見事なバランスに驚きました!

個人的にお気に入りだったのは「きなこ黒豆」。深煎りのきな粉”黒寿きなこ”が練り込まれたバタークリームはとても香ばしく、黒豆の甘露煮と相性抜群!なめらかなクリーム、黒豆のねっとり食感と雑穀感のあるサブレ、3つの異なる食感を楽しむことができます。コーヒー、そしてワインやシャンパンなどお酒とも相性が良く大人なバレンタインを楽しめること間違いなしです。


高山堂
https://www.takayamado.com/
「米粉のバターサンド」6個入り 2,592円(税込)
https://takayamado.shop/?pid=152366621