色をプラスして冬の終わりの賑わいを表現
冬の終わり、春の始まりに感じるざわざわした賑わいを、彩りをプラスして表現してみました。
ベースにしたのは、雪の結晶のような銀葉が美しい「ダスティーミラー シルバーダスト」。
青とグレーに染めた鮮やかな「スイートピー」で大体の大きさを決めて、フリージアをいけます。フリージアのすらりとしたラインを活かすように、あえて長めにしています。
空間が開いているところに、白い星型の小花「アストランチア」をいけたら、最後にアクセントになる、紫の「ベロニカ」をいけて全体のバランスを整えましょう。
黄色の反対色の青を加えることで、賑わいのある花あしらいになりました。
反対色の組み合わせは、ビビットで夏のような色合わせになりがちですが、くすんだグレーやシルバーの葉を加えることで冬の雰囲気を出しています。
器もガラスとバスケットで全く印象が異なります。器を変えて様々な姿を楽しみましょう。
次も器を変えて印象を変えたフリージアをご紹介しますね。
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器を変えて、変わる季節を楽しむ
フリージアは花がとても長持ちするので、水替えの際に器も変えて、雰囲気の変化を楽しみましょう。
ひんやりとした印象のガラスにいけたフリージアは、傾けていけて。冬のかすかな日差しに向かっているようなイメージです。
もうひとつは温かみのある陶器の器で春をイメージした花あしらいです。
いけ方も作りこまずナチュラルにして、春の陽だまりのような暖かさを表現しました。
器が変わると花の傾きも変わるので、花の表情が全く変わります。
変わった花の表情もぜひ楽しんでくださいね。