ミシュラン掲載実績を持つレストランから生まれたスイーツ専門店「DOLCE TACUBO」。多くのスイーツ好きを魅了する名店と、虎ノ門ヒルズ・ステーションタワー45階のレストラン「TOKYO NODE DINING」がコラボしたアフタヌーンティーが始まりました。

この記事では人気のフィナンシェやコラボ限定のブラウニー、一流シェフこだわりのセイボリーなど、絶景の中で楽しめる至福のメニューを紹介します。

焦がしたフィナンシェ、蜜蝋カヌレ…。すべて極上のスイーツ5種

今回のアフタヌーンティーで提供されるスイーツは全5種類。「DOLCE TACUBO」定番の4種に、限定のチョコレートブラウニーが加わっています。


「チョコレートブラウニー」

「DOLCE TACUBO」のシェフパティシエは「濃厚ながら、ほかの商品にも共通する“甘すぎないバランス”を追求し、ビターなチョコレートを使用しています」と、そのこだわりを話します。

「しっとり焼き上げるため、チョコレートの比率を多くしながら、生クリームも入れています。その一方で、DOLCE TACUBOの定番商品すべてと召し上がっていただいても美味しく楽しめるよう、軽さがあることも意識しました」

口どけのよい柔らかな生地は、チョコレートの甘さとほろ苦さのバランスが絶妙。くるみがたっぷり入っており、噛むたびに違った食感と味わいとなっているのも魅力。後味はすっきりしている一方で、カカオの風味を贅沢に楽しめました。


「フィナンシェ」

定番のスイーツにも、すべて深いこだわりが。虎ノ門ヒルズにある「DOLCE TACUBO CAFFE」で提供されている『プティフール4種盛り合わせ』と同じ、ミニサイズの品がラインアップされています。

こんがりとした焼き色が特徴のフィナンシェは、カナダ産のメープルシュガーをたっぷり使っており絶品。通常サイズのものと生地の配合は同じで、試作を重ねて焼き時間を調整することで、小さめでも変わらない美味しさに仕上げているのだそう。


「シュークリーム」

シュークリームのカスタードには、ブランド卵の「宝玉卵(ほうぎょくらん)」を使用。こだわり抜かれた生クリームと合わせたディプロマットクリームは、薄めのシュー生地によく合うなめらかでコクのある仕上がりです。

フィナンシェとシュークリームに加えて、カヌレ、プリンももちろん美味。ラム酒や卵の濃厚な味わいを堪能できる、いくつでも味わいたくなるようなスイーツです。

(広告の後にも続きます)

それぞれのブランドこだわりの味。セイボリーとアミューズ、最後のひと皿まで楽しんで

このアフタヌーンティーのもう一つの大きな魅力が、スイーツをより楽しめるよう設計したというセイボリー。シェフが「夏らしく南イタリアをイメージしながら、見た目にも鮮やかな野菜を選びました」と話す料理が5つ並んでいます。


「夏野菜のフリッタータ」

「フリッタータに入っている玉ねぎやパプリカ、カポナータのトマトなど、甘さがある素材を使うようにもしています。しょっぱすぎない『甘じょっぱさ』を意識して、セイボリーとスイーツを交互に食べ進められることを目指しました」

“野菜のケーキ”をイメージして作られたフリッタータは、力を入れずともナイフが入るふわっと、しっとりした質感。チーズのまろやかな味わいが卵と野菜の風味を引き立てていて、セイボリーながら、スイーツのような奥深い甘さも感じます。


アミューズ2種(「ガスパチョ」「パンツェロッティ」)

アフタヌーンティーのスタンドを待つ間に出されるアミューズは、ガスパチョと、イタリア発祥の揚げピザの一種・パンツェロッティ。野菜の甘みがぎゅっと詰まった冷たいスープと、温かい状態で提供されるパンツェロッティは相性ぴったり。ガスパチョは濃厚なのにさらっとしていて、ひと口含んだ瞬間に野菜の美味しさが広がります。

コーヒーやソフトドリンクも含めた全10種のフリーフロードリンクの中には、「TACUBO」でも使用している沖縄ティーファクトリーの紅茶も。今回のアフタヌーンティーに合う品種を厳選してもらったという4種を楽しめます。

スイーツと合わせるのにおすすめなのは、しっかりした風味と柔らかな香りが特徴の『オールドアッサム』。そのほか、セイボリーと相性が良い穏やかな香りの『サンセット』や、『ローズマリーティー』『金木犀ブレンド』を選べます。

最後のひと皿として、「TOKYO NODE DINING」の人気スイーツであるバスクチーズケーキも。添えられているのは、紅茶のクリームとレモン&オレンジのコンフィです。

とろっととろける生地に、紅茶やフルーツのさわやかな酸味と香りが加わりたまらない味わいに。焼き菓子とは違った種類の美味しさを楽しめて、満足度が一層高まりました。