友人の夫も不満が爆発!

友人はその後も夫に不満を告げることはしませんでした。しかし、夫のものだけ洗濯しなくなったり、必要最低限のコミュニケーションしか取らなくなったり、夫に対して冷たく接するようになりました。

友人の態度が急変して1カ月ほどたったころ、夫はイライラしながら「もう我慢できない! その態度はなんなの!?」と言ってきたのです。もっと子育てに協力的になってほしいという不満を抱えていることに気付かない夫に対して、友人は怒りよりもあきれてしまったのだそう。

そして友人は、「我慢できないって思うなら離婚しましょう」と伝えます。夫は、自分のことが大好きと言っていた妻から離婚を告げられるとは思っていなかったようで、「離婚!! そこまでしなくても……。何が問題なのか教えてほしい!」と焦ったそう。

友人は初めて、育児を手伝ってくれない夫への不満を伝えることにしました。それを聞いた友人の夫は、「自分は子どもができたのに、自分のことを優先していたんだと思う。すまない」と反省した様子。そして、育児にも積極的に参加してくれるように。

それから友人は、不満だけではなく、やってほしいことや手伝ってほしいことはすぐに伝えるようになりました。今では「大好きな夫」ではなくなったようですが、「子どもを育てるよきパートナー」として、大切な娘とともに、家族3人平和に暮らしているようです。

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まとめ

夫のことが大好きだったがゆえに仕事で疲れている夫を気づかい、育児を手伝ってほしい、趣味を控えてほしいと言えなかった友人。もっと早く友人が育児に協力してほしいと夫に伝えていたら、夫への気持ちが変わることはなかったかもしれません。

子どもができると、夫婦ともに変わらなければいけないことは多々あります。私も不満を積もらせて爆発してしまう前に夫にきちんと伝え、2人で解決に導いていけるようにしたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/おんたま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

著者/岡 世里奈
美容師として10年近く働いた経歴を持つ、小麦アレルギーの息子を持つ30代ママ。趣味は手帳を書くことで、自分時間の癒やしとなっている。