パートナーから理不尽な扱いを受けた場合には、まずは身近な人に相談することが多いかと思います。ですが、相手が必ずしも正しい答えを教えてくれるとは限りません。時には、間違った答えもあるのです。大切なのは、相談する相手を間違えないことだと痛感した体験談です。

理不尽な夫の言動に涙が止まらず

夫は、やたらとプライドが高い人でした。私が少しでも良いことで目立つとみるみる不機嫌になり、時には手を上げることもありました。

ある日、夫が職場の人を連れて帰ってきました。とっさのことで混乱した私は、とりあえず冷蔵庫にあるもので簡単な料理を作りました。少しでも楽しい雰囲気になればと、積極的に会話もしました。

ところが、職場の人が帰った後、いきなり夫が不機嫌になったのです。「俺より目立つな」と怒鳴られ、残った料理も捨てられました。私が文句を言うと、頬をたたかれました。あまりにも理不尽な彼の言動に、私は涙が止まりませんでした。

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義妹の言葉を信じて義母に相談

実家の両親に相談しようと考えたのですが、余計な心配はさせたくないと思い我慢しました。ですが、この気持ちを誰かに知って欲しかったのです。

悩んだ末、私は義妹に相談することにしました。義妹とは、何かと愚痴を言い合う仲でした。義妹だったら味方になってくれると思ったんです。

すると、義母に言えば良いのではないかとアドバイスされました。義妹の「親が注意すれば、きっと考え直してくれる」という言葉を信じて、これまでの夫の言動を思い切って義母に話しました。

すると、義母は私に同情するどころか敵意に満ちた眼差しを向けてきたのです。「たたかれたのは、あんたが悪いからだ」と詰められ、私は結局泣きながら帰ることとなりました。