意を決して皮膚科を受診
このままではいけないと思い、とうとう意を決して皮膚科を受診することに。評判のいい皮膚科をネットで調べあげ、車で50分以上もかかる病院に向かいました。ドキドキしながら診察室に入りましたが、その病院の先生は丁寧に話を聞き取ってくれたので少しホッとしました。そして、診察の結果告げられた病名は、なんと「金属アレルギー」!
医師からは「金属アレルギーは金具が当たる部分に症状が出ます」と言われました。どうやら、ブラジャーや服に付いている金具が原因で、アレルギー症状を発症していたようです。
その後、ステロイドの塗り薬を処方され帰宅。正直なところ、「本当に塗り薬で治るのだろうか」 と半信半疑でしたが、薬を1日2回塗り続けていくと、なんとわずか数日で症状が改善! かゆみが治まったおかげで、久しぶりに安眠できました。
しかし、喜んだのもつかの間。油断するとすぐに症状が再発してしまいました。特にブラジャーの肩ひも周辺のかゆみが強く出ていました。診察ではブラジャーの着用は特に禁止されませんでしたが、「やっぱりブラジャーの肩紐の金具が直接肌に触れるのがダメなんだ」 と思い、肌着を着た上からブラジャーをするようにしてみました。
着方を工夫したおかげかはわかりませんが、今では症状が再発することなく、薬も使わずに過ごせています。ただし、長引いた湿疹が色素沈着を起こし、かゆみがあった部分には茶色い痕が残ってしまいました……。
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まとめ
あれほどかたくなに受診拒否をしていた私ですが、結果的には病院を受診してよかったと思っています。ただ、色素沈着を起こしてしまった部分もあるので「もっと早くに受診すればよかった……」 という後悔もあります。今回の件があり、病院によって医師の個性はさまざまだけど、諦めずに専門の人に相談することが改善の近道だと改めて感じました。
私は肌トラブルが起きやすい体質のようなので、今後は身に付ける物に気を付けながら、そして適度に病院を頼ることもしながら、うまく生活していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
マンガ/へそ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
著者/茨木アヤコ
30代女性。元教員。今はwebライター兼1児の母。仕事は執筆、趣味も執筆。おもしろく、読みやすい体験談をお届けできるよう心がけている。