【イベントレポート】文具・紙製品の祭典「文紙MESSE2024」

文具のとびら編集部

日本最大級の文具・紙製品の見本市「文紙MESSE2024」（主催・文紙MESSE協議会：一般社団法人大阪文具工業連盟・大阪紙製品工業会・中部文具工業協同合）が開催中。WEB開催は2024年 7月 1日（土） ～ 8月31日（土）の2カ月間にわたり開催されており、会場開催は 8月 6日（火） 、7日（水）の2日間に大阪市中央区のマイドームおおさかで開催。同見本市は一般にも公開され、会場のマイドームおおさかには親子連れなど大勢の来場者が訪れている。

約70社が最新文具をアピール！

会場開催初日の8月6日朝に開会式が行われ、大阪ジュニアバンドが演奏とバトン演技を披露したあと、文紙MESSE協議会代表幹事で大阪紙製品工業会会長の黒田章裕氏（コクヨ会長）が「我々は文具紙製品を開発し、お客様に届けることで、日本経済の成長に貢献してきましたが、社会が大きく変わりつつあるのではないかと思います。その中でも、お客様の接点が今後ますます大事になってると考えて、多くの方々に我々が新しく考えた商品やサービスを見ていただく場をご提供させていただいております。今は、ただ便利というよりも、“あったらいいな”というものがお客様に提供されていくことで、お1人お1人のお客様に価値ある喜びを提供することができる時代になってきたと思います。そういう新しい価値の商品提供する機会になるのではないかと思っていますので、いろいろと商品を味わっていただければ幸いです」とあいさつ。続いて、黒田代表幹事をはじめ16人が参加してテープカットを行った。

会場には、文具メーカーなど約70社が出展し、新製品やイチ押し商品をアピール。各社ブースでは、商品のを自裁に手に取って試せる体験コーナーやワークショップなどを展開した。

また、その場で文具が購入できるショップゾーンも用意。多くの来場者が買い物を楽しんでいた。

さらに、2023年9月以降に各メーカーが開発した文具の新製品の中から、「デザイン性」や「機能性」に優れたモノを業界・一般ユーザーの投票で選定する「日本文紙MESSE大賞」の投票コーナーも設けた。

また、文具メーカーなど文具のプロが講演を行う特別企画「ぶんぐの匠」も特設会場で実施（写真は寺西廣記氏の「文具のサブスクセレクトの裏側」）するなど、様々な楽しい企画も用意されている。

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