2024年の五輪、パリ五輪。
選手村の食事や誤審疑惑などさまざまな問題点が上がっていますが、ベッドもSNSで話題です。
選手村のベッドを解体した結果
アメリカのバレーボール選手、チアカ・オグボグさんがベッドを解体する動画を投稿。
ベッドの中身を解体し、「本物のマットレスではなかった」とコメントしています。
体重をかけて反発性を確認しているオグボグさん。
コイルや低反発性のクッションマットレスでなかったことに、どうやら衝撃を受けた様子でした。
ベッドを選手村に提供しているのは、株式会社エアウィーヴ。
パリ五輪の選手村で設置されているベッドマットレスは3分割構造になっており、選手の好みで硬さを調節する仕様だそうです。
カバーも中材の「エアファイバー」もポリエチレンが100%使われており、リサイクル可能で洗える素材を使用。
大会終了後、すべての寝具はレガシーとしてフランス国内の公共性の高い団体や教育機関などに寄贈されるなど、持続可能性のあるものです。
オグボグさんは、「この情報を知るのは私だけでしょうか?五輪史上最も持続可能な五輪だと言っていたのも嘘ではありませんでした」と述べました。
この動画には、「清潔でアスリートにも良い商品なんですよ」といったコメントが寄せられています。
パリ五輪では、プラスチックの使用量を2012年のロンドン五輪の半分に抑える目標が掲げられていました。
これも、持続可能性を実現するための努力の一環だったと言えます。