パリ五輪で、卓球選手が取材記者にぶつけられた行為が物議を醸しています。
パリ五輪取材中の記者が故意に選手にぶつかる
スウェーデンの女性記者がぶつかったのは、パリ五輪で混合ダブルスで金メダルを獲得した中国の王楚欽選手です。
王楚欽選手が、会場から引き上げようとキャリーバッグに手をかけた時のこと。
前から歩いてきた女性記者が激しくぶつかる様子が映っています。
女性はカメラを覗きながら歩いていましたが、明らかに王楚欽選手に向かってコースを変更していました。
王楚欽選手は不意を突かれ、驚いた表情で女性を凝視。
女性はそのまままっすぐ歩いて行きました。
インドのメディア「フリー・プレス・ジャーナル」は、この女性記者に対し、迷惑行為を行ったとしてパリ五輪への出入りを禁止されたと伝えています。
王楚欽選手は現地時間2024年7月30日の決勝で混合ダブルス金メダルを獲得した後にも、災難に見舞われました。
優勝の記念写真の際に、カメラマンが誤って王楚欽選手のラケットを踏み、折れてしまうというアクシデントが発生。
インタビューで、「わざとではないですよ。仕方ないです。予備のラケットを使い残りの大会も戦います」と話していました。
ぶつかった女性記者に対しネットでは、「これは暴行だ。中国は告訴する必要がある」とした厳しい意見や「アクシデントではなく、わざわざぶつかっているよね」との指摘が寄せられていました。
選手が競技に集中できる環境を整えることが重要。取材陣も節度を守るべきですね。
