8月7日、KAT-TUNの中丸雄一(40)が女子大生と“密会”を行っていたと「文春オンライン」が報じた。本人の申し出もあり、中丸は当面のあいだ活動を自粛するという。テレビだけでなく、YouTube「よにのちゃんねる」(中丸、二宮和也、山田涼介、菊池風磨によるチャンネル)まで、更新を中止すると発表した。
そんな中、意外な注目を集めているのが、中丸と女子大生の密会場所であったアパホテルだ。過去には、俳優の袴田吉彦(51)とグラビアアイドルとの不倫もアパホテルで発覚し、“アパ不倫”と話題を呼んだ。
「アパとはセコイ」「せめてシティホテルぐらい使えばいいのに」など声がネット上では散見されるが、アパホテルが密会場所として重宝される理由はその“利便性”だろう。
◆アパホテルは「スムーズな密会」に向く
アパホテルを運営するアパグループは「客室数日本一」の巨大ホテルチェーン。その成功要因の一つと言われているのが、1ステップ予約、1秒チェックイン、1秒チェックアウトを実現した「トリプルワンシステム」だ。
密会にあたり、最も有効なのは「1秒チェックイン」に違いない。ホテルフロントに設置されているアプリチェックイン専用機に、専用アプリからQRコードをかざすだけでチェックイン完了。もちろん、フロントの人とは非接触のまま部屋に入ることができる。
「自動チェックイン機を置いているホテルは増えていますが、まだクレジットカード決済のところが多いんです。アパは専用アプリがあるから、会員になると本当に1秒でチェックインできる。あと、会員用チェックイン専用機は、フロントの人に顔を見られにくい角度に置いてあることが多い気がします」(出張の多いビジネスマン)
チェックアウト時もホテルフロントに設置されているポストにカードキーを投函するだけ。このポストは「エクスプレスチェックアウトポスト」と呼ばれ、アパグループが特許を取得しているという。
◆不倫向きの「日帰り」プランがある
加えて、先ほども述べたように客室数は日本一だ。特に東京都内の店舗数は80を超えていて、突然の密会でも予約できる可能性が高い。宿泊だけでなく、「日帰り」プランを選択できるのも“密会向き”と言えるだろう。ちなみに、東京都心の店舗で、アパ直から「日帰り・ダブル」を調べたら6000円~とお手頃だ。
アパホテルが顧客満足度を向上させるために行った施策は、思わぬところで成果をもたらしていたようだ。
<構成・文/日刊SPA!編集部>