原因はアレルギーではなく加齢!?

おなかを壊す原因をしっかり突き止めたかった私は、アレルギー検査を受けに耳鼻咽喉科に行きました。医師は私の話を聞いて、「アレルギーではないと思います」と回答。しかし、私はどうしても検査を受けてハッキリしたかったのでアレルギー検査をしてもらえるよう強くお願いしました。結果は異常なし……。

医師の話だと、乳成分を分解する働きがあるラクターゼという消化酵素の活性が加齢とともに低下することがあるとのこと。なので、乳製品の摂取量を今の自分の体と相談してくださいと言われました。まさか加齢が関係しているとは思わなかったので驚きましたが、たしかに私は子どものころとほぼ同じ量の牛乳毎日摂取していたので、それをまずは半分にして様子を見ることにしました。

摂取量を控えるようになってから、おなかが痛くなることはほぼなくなりました。今はその日の体調や気分によっても摂取量に変化をつけて、自分の体と対話しながら牛乳をとるようにしています。

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まとめ

今回の出来事を経験して、加齢とともに食事の分量にも気を付けようと思いました。今まではなんとなく、油物は若いときより食べられなくなったとか、肉より魚を好むようになってきたなどと、感覚で食事の変化を感じていました。何かトラブルがあったときには、摂取量にも気を配って自分の体と向き合うことが何より大切だなと思います。

先生には、牛乳を豆乳に変えてみても良いかもしれませんとアドバイスをいただいたので、これから豆乳も視野に入れて今の自分にあった食生活を続けていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

イラスト/村澤綾香

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/徳 衿唯
40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。