文具のとびら編集部

建材向けの高級絹織物「しけ絹※」を製造する創業明治10年の松井機業は、コクヨと協業し、2024年8月7日にサステナブルな手帳「しけ絹手帖」(A5変形、3㎜方眼罫、192ページ、税込2,200円)を発売する。

※通常1頭の蚕が一つの繭を作るが、3%以下の確率で2頭の蚕が一つの繭玉を作り出すことがある。その繭玉からできる糸(玉糸)を織り上げたのが「しけ絹」。太さが不均一で節がある玉糸で織り上げられたしけ絹は、世界にまたとない美しい模様を浮かび上がらせる。

しけ絹の独特な風合いを楽しめる手帳

コクヨ創業者のルーツでもある富山県で450年前から生産される伝統的な絹織物「城端絹」。「しけ絹手帖」は、その中の一つであるしけ絹を表紙に使用。本来、北陸地域で高級襖紙に使われるものの、小傷などで使用できず、松井機業に長年保管されていたものを表紙に再利用し、サステナブルな手帳として生まれ変わった。

「しけ絹手帖」は、デジタル管理の予定を手帳サイズに出力可能。PCやスマホで管理しているスケジュールをアプリ「KAKIKO カレンダー」を使用することで、手帳サイズに縮小印刷し、手帳にきれいに貼り付けることができる。古今の機能を併せ持つ新しい手帳となっている。



1~12のインデックス付きで、月毎やテーマ毎に使い分けが可能。松井機業の小物ブランド「ヨハナス」のECサイトおよびコクヨ商品取り扱い販売店にて販売される。

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