ずっと行きつけだった美容院がありました。でも、最近ヘアカラーの最中にしばらく放っておかれたことやカット時間が所要時間よりも大幅に短くなったことをきっかけに、自分への扱いが雑になってきたと思うように。そのため、別の美容院に行ってみました。すると、そこで衝撃の事実が発覚……。面倒と思わずに、美容院を変えてよかったと思えた体験談を紹介します。

行きつけの美容院での対応が気になり…



ここ5年間くらい、同じ美容院に通っていました。担当の男性美容師とは同世代ということもあり、家族の話をしたり、悩み相談もする仲です。ですが、相手が慣れてきたからなのか、ぞんざいに扱われていると感じることが増えました。

例えば、ヘアカラー担当をアシスタントに任せたとき、タイマーがずっと鳴っているのに来てくれなかったことがありました。こちらからタイマーが鳴っていることを伝えてモヤモヤした記憶があります。またあるときは、カットはたいてい所要時間1時間なのに35分ほどで終わったのです。しかも顔についた毛も払ってくれず、ティッシュももらえません。そして家に帰って髪の毛を洗ってブローすると、ハネが気になったり、前髪から一部長い毛が出てきたりしました。

家族に愚痴を聞いてもらったところ、「髪の毛のカット時間については技術力が高ければ気にならない」と言われたものの、「美容院でストレスがたまるくらいなら、別のところに行ってみたら?」との提案もありました。そのとき、新しい美容院に行くのは勇気がいりましたが、挑戦してみてもよいかと思ったのです。

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思い切って他の美容院に



行きつけの美容院と同じように、美容院予約サイトから良さそうだと思った自宅近くの美容院に予約。前回のカットから1カ月後に行ってみると、衝撃の事実が発覚しました。

美容師に言わせると、髪の毛の表面に大きくレイヤーが入っていて、しかも「入りすぎ」なのだそうです。「髪の毛がまとまらなくないですか? 寝グセがひどいとかは?」と聞かれて、まったくその通りでした。もし、髪の毛の量を少なくしたいのなら、内側にレイヤーを入れるべきだそうで、「自分なら表面側にここまでレイヤーは入れない」とのことで、表面の短い髪の毛は伸ばしていくことにして、内側の髪の毛の量を調整してもらいました。

また、頭頂部近くの髪の毛をつまんで長さを見せてもらったのですが、本当に短く切られているのがわかりました。髪の毛を乾かしたときには大丈夫なのですが、毎朝、起きたら変なクセが出てしまっているのも、長さに違いがあるからこそなのだと言われました。

行きつけだった美容院では、髪の毛が荒れていると指摘されて、毎回、トリートメントを追加していたのですが、今思えば、うまい営業方法だと思いました。一般的な美容院よりも髪の毛にレイヤーが入っていたからこそ、毛先が軽くパサつきが気になるようになっているため毎回トリートメントのオーダーをしなくてはいけなかったわけです。

たしかに髪の毛の量は気になるとは伝えていますが、行きつけの美容院に行くことで髪の毛の悩みを増やしていたかもしれないことに驚きました。