子どもとのショッピングで連れられていったギャル系のアパレルショップ。ギャルに縁のない人生を送ってきた私は、ギャル店員さんのテンション高めの接客に若干戸惑ってしまいました。しかし、接客を見ていると取り入れるべき会話スキルがたくさんあることに気付き、尊敬の念を抱くまでに! ギャル店員さんの接客から学んだまねしたい会話スキルについてお話しします。

ギャル店員のテンション高め接客に戸惑い



10代はルーズソックスやアムラーなどが流行していましたが、自分自身には無縁だったため、ギャルを遠巻きに見ながら「すごいテンションだな~」と思っていました。しかし、ギャルの同級生はとても明るく親しげに接してくれたこともあり、悪い印象はありませんでした。その後もギャル文化とはほとんど接することがないまま過ごしてきましたが、子どもの間に再びギャルブームが起こっていることで、子ども服や雑貨を販売しているギャル系ショップに行きたいとせがまれるように。

カラフルでどこを見ても原色! レオパード柄! といった派手な店内で、確実に浮いている私とうれしそうに店内を回る子ども。そんな私たちにもギャルの店員さんはフレンドリーに接してくれます。たまたま子どもがそのショップのブランドのTシャツを着ていたこともあり、「この前出たばかりの新作着てくれてるんだね! めちゃ似合っててかわいい!」と子どもに話しかけてくれました。

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ギャル店員の接客スキルがスゴイ



店内には子どもの興味を引く洋服や雑貨がいっぱいで、子どもは「これが欲しい!」「あれもかわいい!」と目をキラキラさせながら店内を駆け回っています。ついていくのにやっとな私にギャル店員さんは「試着だけでもOKなんで、どんどん手に取ってくださいね~!」と気さくに話しかけてくれました。

あるトップスを手に取り「かわいいー!!」と興奮する子どもに、「ねー! かわいいよね! 今着てるこのスカートにもぴったりだよ!」と子どもに当てがってみてくれます。ショップの店員さんは、愛想で子どもと会話してくれることはよくありますが、ギャル店員さんは子どもをお客さんとしてきちんと接客してくれており、私も「この店員さん、すごく感じいいな」と感心しました。

「試着もできるよ! してみる?」と子どもに試着を提案するギャル店員さんの言葉を聞いて「試着する!」と一緒に試着室に向かおうとする子ども。その店員さんは「試着だけでもできるんですけど、どうされますか? 着るだけでもまったく大丈夫です!」と念のため私に確認を取りましたが、まあ試着くらいならとOKを出し、子どもは試着室へ向かいました。

ギャル店員さんの軽快なトークに、子どもはすっかりトップスを買う気になってしまっており「ママ! これ欲しい! 買って!」を連呼! まあそんなに高いものでもないし、このくらいはいいかなとすっかりその店員さんのトークに魅了され、購入を決めてしまいました。