『嶼木 islandwood ユィムー アイランドウッド』の ベジバーガー。

 台北駅と中山駅の中間という絶好の立地で朝9時から営業するブランチがメインの店は、注文が入るとバンズから焼き上げる本格ハンバーガーやナンラップを目当てに、客足が絶えない。ひよこ豆の自家製コロッケに数種類のキノコ炒め、焼きトマト、目玉焼き、ニンニク風味のチーズ、ルッコラを合わせたベジバーガーは、ボリューム満点のひよこ豆コロッケに焼きトマトの酸味や半熟の目玉焼きが混じり合い、最後まで飽きずにいただける。特注バンズや放し飼い卵を使用したり、ソースもできるだけオリジナルで手作りするなど、食材にこだわった朝ごはんがいただける。爽やかな四季春ウーロン茶に自家製キンモクセイシロップを合わせた「桂花蜜四季春茶」は夏にぴったり。

嶼木 islandwood ユィムー アイランドウッド

台北市中山區華陰街26號 02−2511−5787 9:00~16:30(金土日~17:00) 不定休 Instagram@islandwood_breakfast_taiwan

※この記事は、No. 129 2024年9月号「&Taipei」に掲載されたものです。

台北在住ライター 近藤 弥生子

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。