パイナップルの仲間
ミニパイン Ananas comosusvar.microstachys (= Ananas nanus )
Akhmad Kusairi el Aksa/Shutterstock.com
花パインの名でも呼ばれる、観賞用のごく小さな果実がなるパイナップルです。切り花の材料としてよく使われますが、鉢植えの流通は少ないです。
‘バリエガツス’ Ananas comosus ‘Variegatus’
Poetra.RH/Shutterstock.com
葉に斑が入った観賞価値の高い品種ですが、鉢植えはあまり流通していません。果実は美味しく食べることができます。
(広告の後にも続きます)
パイナップルの果実について
New Africa/Shutterstock.com
一般に販売されるパイナップルはフィリピン産がほとんどを占めますが、他に台湾やインドネシア、コスタリカなどから輸入されます。
日本でも沖縄の北部や石垣島で栽培が盛んです。最も一般的な品種のスムースカイエンの他、ピーチパインやゴールドバレルなどの品種が生産されています。
タンパク質分解酵素のブロメラインを含み、肉を柔らかくする効果が知られています。他に疲労回復に効果があるビタミンB1や、マンガン、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。
匂いが強かったり、柔らかいものは早く食べるようにしてください。未熟な果実は、口の中が荒れる場合があるので注意してください。