毎月家族会議をするようになって…

日常のちょっとしたことで感情的に怒ってしまっていた姉は、家族会議の日までに冷静を取り戻し、落ち着いて義兄に要点を伝えられるようになりました。また、なんでもテキパキやろうとせっかちになりすぎていて、目の前の赤ちゃんに向き合えていなかったことにも反省。義兄を見習ってゆっくり赤ちゃんと遊ぶようになりました。

忘れっぽい義兄は、毎月家族会議で振り返りができるようになったので、姉から同じことを何度も言われることが減りました。お互いに相手の性格を受け入れて、自分から合わせられるよう変わったのです。

さらに、この1カ月で赤ちゃんができるようになったことや成長を一緒に振り返り、簡単な育児日記を夫婦で書いてみることにしました。今まではお世話に必死で、成長を振り返ることができていなかったので、いい機会になったようです。これからも月1回の家族会議は欠かさず、話し合う時間を作っていきたいのだとか。

あんなに険悪だった夫婦仲も、家族会議をするようになってからはあっという間に元通り良好になりました。どんなときでも夫婦で話し合う時間は大切なんだと学んだ出来事です。

(広告の後にも続きます)

まとめ

妊娠・出産で家族が増えると、今まで通りの生活を送るわけにはいきません。夫婦であっても育児への考え方や価値観が違って当然のこと。姉夫婦には話し合いの時間を作るのがぴったりだったようです。

今でも姉に会うと時々愚痴を聞かされますが、産後ほどの険悪な状況ではない様子。家族会議で定期的に不満を解消できているのがよかったのでしょう。小さな不満でも積み重なると擦れ違いが大きくなってしまい、取り返しがつかないことになりかねないと感じたエピソードでした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/山口がたこ

著者/堀 はるか
20代主婦。おしゃべりでマイペースな娘と、早朝から夜遅くまで働く夫との3人暮らし。結婚を機に夫の転勤先に引っ越したので知り合いゼロ、実家・義実家共に遠方で基本ワンオペ。学生時代の友人とオンライン飲み会をしてストレス発散をしている。