何かとストレスをためやすい現代社会。そのためか更年期障害が重い、身体のだるさが取れない、朝起きるのが辛い…。といったお悩みを抱える女性が増えています。そんな中、女性ならではのお悩みを払拭するため「ローズ精油」に注目する女性が急増。「ローズ精油」には、どのような魅力があるのでしょうか。AEAJ認定アロマテラピーインストラクターであり、メンタルケア心理士の資格を持つ山本カンナさんにお聞きしました。
山本カンナさんプロフィール
雑誌モデルやテレビCM、映画などで幅広く活躍する中、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、AEAJ認定環境カオリスタ、NPO法人日本ハーブ振興協会認定PAH、メンタルケア心理士Rの資格を取得。アロマテラピーなど香りにまつわる情報を広く発信している。
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そもそも精油とは?
まずは基礎中の基礎。アロマテラピーで利用される精油(essential oil)とは、どのようなものなのでしょうか。
「簡単にいうと、植物の葉・茎・花・樹脂・果皮などから抽出された揮発性のオイルです。
植物は昆虫などの天敵から食べられてしまわないよう、精油を出すと考えられています。精油を取り出すとき、水蒸気蒸留法・圧搾法・有機溶剤抽出法・超臨界抽出法や冷浸法や温浸法といった油脂に精油を溶かして抽出する油脂吸着法などがあり、植物それぞれに向いている抽出方法が選ばれています」