私は若いころはスポーツが好きで、同年代の他の人と比べても健康に自信がありました。しかし20代後半になると運動の機会は減り、30代では仕事、出産、育児と忙しくてほぼ運動することもなく、あっという間に40代に。今では寝ても起きてもだるさは取れず、夏でも手足は冷たく、子どもには体に付いた脂肪をからかわれ、すっかり残念なアラフォーです。そこで若かったころの元気さを取り戻したいと始めた筋活の体験談を紹介します。
とりあえず、手探りで筋トレをしてみた!
以前、「体の不調は筋力不足が原因かもしれない」という記事を読んだ私。「私の不調はまさにそれだ!」と衝撃を受け、それ以来、筋力不足が常々気になっていました。でも、もともとズボラなので、筋力を付けるための行動をしたいと思っても、なかなか実行に移せずにいました。
しかし、子どもたちにやたらと二の腕を触られるのがきっかけで、一念発起。二の腕のたるみと全身の筋力アップを目標に、毎日とまではいきませんが、寝る前に腕立て伏せ、腹筋、背筋を10回ずつするようになりました。
またテレビやスマホを見るときも足を上げ下げして、なんとなく筋トレを意識。運動不足の私にはこれくらいがちょうど良いなと思うのですが、回数も少なければ気まぐれな上、自己流なので「これは意味があるのかな?」と思う気持ちもゼロではありません。
そこで、筋トレに関する記事を読んでみると、筋トレは1日30分程度、初心者は15~20回を1セットとして2~3セットを目安に週2回おこなうと良いとありました。筋肉を休ませるためにも毎日おこなう必要はないと書いてあり、1日30分もできないけれど週2回なら私でも続けられると気がラクに。健康維持のためにする運動はハードなトレーニングでなくて良く、長く続けることが大事だそうです。
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筋力アップにつながる食事は?
私の栄養に関する知識は、学生時代に家庭科の授業で習ったところで止まっています。しかし、子どもがスポーツをしていることもあり、以前から効果的な栄養のとり方について気になっていました。
食品メーカーのサイトを見ると、たんぱく質が筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪などを作っていることがわかりました。筋力の衰えだけでなく髪のパサつきや爪のひび割れにも悩む私にとって、たんぱく質は重要な栄養素だと再認識。
さらに筋力をアップするには、3食プラス1~2回のたんぱく質摂取が理想だそう。そこで、朝・昼・晩の3食と、間食、飲み物でたんぱく質をとるよう心がけることにしました。とはいえ、毎食調理をするのは面倒です。冷凍枝豆や豆腐、ツナ缶など、手軽にたんぱく質を摂取できる食材が欠かせなくなりました。
また、運動後は、筋肉を作る働きをサポートするために運動後30分から1時間以内に糖質とたんぱく質を一緒にとるのが理想だということでした。そこで私は、おにぎり、オレンジジュースやフルーツとヨーグルトの組み合わせを用意しておき、体を動かした後はそれを食べるようになりました。