ダイエットが成功しないのは睡眠のせい?推奨されている時間・気をつけるべきポイントも

睡眠以外でダイエット中に気をつけたいこと

ウエストをメジャーで測る女性

ダイエットをするなら、睡眠の取り方以外にも気をつけるべきポイントがあります。質の良い睡眠の摂取とともに意識して取り組んでみましょう。

適度な運動を行う

日中に適度な運動を行うことで自然な眠りを誘い、熟睡へとつながります。運動習慣のない人は、手軽に始められるウォーキングなどからチャレンジしてみると良いかもしれません。運動する時間が取れない人は、駅のエスカレーターを階段に変えるだけでもOK。毎日コツコツと続けることで、生活リズムが整って睡眠の質も向上するでしょう。

食事は栄養バランスを意識する

健康的に痩せるためには、カロリーコントロールと食事の栄養バランスを適切にすることがとても大切です。
食事のカロリーを減らすだけのダイエット方法は、一時的に痩せるもののリバウンドもしやすくおすすめできません。体に必要な栄養素をバランス良く摂取することを意識してください。

タンパク質の元であるアミノ酸は、食べたものをエネルギーに変える働きをする、きちんと摂取したい栄養素の一つ。エネルギー代謝にかかわるビタミンやミネラルも、不足すると代謝がスムーズに回りにくくなるためしっかり食事で補いましょう。

ストレスを溜めない

ストレスを感じると分泌される「コルチゾールホルモン」。このホルモンが過剰に分泌されると、代謝を悪くしたり他のホルモンに良くない影響を与えたりして、脂肪を溜めやすい状態にしてしまう可能性があります。甘いものを過剰に欲するようになるとも言われているので、もしも日頃の生活で強いストレスを感じているのなら、まずはその原因を取り除いていきましょう。

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今話題の空腹睡眠ダイエットとは?

寝ている女性の横に置かれたりんご

SNSを中心に、今話題になっているのが「空腹睡眠ダイエット」。辛い運動や無理な食事制限をせずに痩せられると、女性達の間で噂になっているようです。ここからは空腹睡眠ダイエットについて、正しいやり方や注意点などを詳しく紹介します。

空腹睡眠ダイエットとは

パーソナルジムのオーナーであり、大日本プロレスの現役プロレスラーとして活躍している吉野達彦さんが考案した「空腹睡眠ダイエット」。簡単に言うと、空腹の状態で睡眠を取るダイエット法です。

先ほども紹介した通り、人間は睡眠中に成長ホルモンが分泌され代謝が増加します。また空腹時は血糖値が下がり、脂肪細胞からエネルギーを取り出そうとするホルモンが分泌されることで、脂肪が燃えてエネルギーに変わります。脂肪燃焼が促進されるこの2つのタイミングを取り入れた空腹睡眠ダイエットは、簡単なのに効果が高いと評判になっています。

空腹睡眠ダイエットのやり方と注意点

「空腹の状態で寝る」という、とても簡単なやり方の空腹睡眠ダイエットですが、いくつか注意点もあります。まず朝、昼、晩にたんぱく質を必ず摂取すること。たんぱく質の量は1日「体重の数値×2g」が目安で、体重50kgの人なら100gが目安となります。

続いて炭水化物は、夜軽い空腹状態で眠るために避けたいところですが、朝と昼は過食にならない程度に摂取してOKです。食事の量は「朝は満腹、昼は腹8分、夜は6分」が推奨されています。また、就寝の5時間前までに食事を終えられるのが理想です。

アルコールを体内で分解している間は脂肪燃焼の働きがストップするため、お酒を飲む人は休肝日を増やしましょう。