秋に行うべき肌ケア
私たちが思っている以上に、数多くの“敵”にあふれる秋。この時期、どのようなお手入れをすることが大切なのでしょうか。
水分をたっぷりと補給する
インタビューに答えるwhyte中島潮里さん
「紫外線をたっぷりと浴びてしまったお肌へのアプローチとして最適なのは、肌の奥の奥まで水分を補給してあげることです。保湿に特化した化粧水を付け、フェイスマスクを頻繁に行って水分補給を行うといいでしょう。
もちろん、普段の生活の中での紫外線ケアも忘れずに。くもりの日や室内にいるだけだとしても、紫外線ケアを怠ってはいけません。私自身もSPF50の日焼け止めを塗って、肌のケアを行うようにしています」
インナーケアで内側から肌をサポート
「ビタミンサプリを飲んだり、野菜中心の食生活で内臓を整えたり。こうしたインナーケアを行うことも、秋に大切なケアとなります。
温かい飲み物を選んで飲むようにし、体内の温度を高めるよう心掛けることも大切。私は基本的にチークをつけていないのですが、自然と赤みのある頬になるよう、身体を冷やさないようにしています。食事、飲み物、そして適度な運動。こうした“温活”が、肌にすべて影響するんです」
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日頃から行なっている肌の対策
撮影をして驚いたのは、中島さんの肌の透明感。薄付きのメイクを施しているだけなのに、薄く美しい磁器のような、クリアな質感が際立っています。中島さんは、どのようなケアを行っているのでしょうか。
「スキンケア+ほぐし」がメイン
インタビューに答えるwhyte中島潮里さん
「私の普段のスキンケアは、皆さんとそこまで大きく変わることはないと思います。顔を洗ったら、ブースターオイルをつけてフェイスパック。
その後、乳液を付けて筋肉のもみほぐします。マッサージが終わったら、保湿クリームと、目元の周りにアイクリームを塗れば、肌ケアは終了。そこまで変わったことはしていません」
中島さんが毎日実践のケアテクニック
ここで、中島さん流のケアテクニックをご紹介。私たちの毎日のケアに取り込むために、秘訣を学んでみましょう。
基本ケア①ブースター
ブースターを使う様子
「ブースターを3滴ほど手に取り、手の平によくなじませてから、顔全体に優しく伸ばします。手に残ったオイルを使い、デコルテのケアも行いましょう」
基本ケア②化粧水
化粧水をハンドプレスする中島潮里さん
「化粧水を5~6プッシュ分を手に取り、ハンドプレスで顔全体に押し込むように塗布していきます。化粧水はたっぷりと使うのが効果的。肌の奥の奥まで届かせるようイメージしながら塗ってみてください」
基本ケア③乳液
乳液を顔になじませる中島潮里さん
「乳液は2プッシュ程度を手に取り、肌をこすらないよう上から軽く押さえ、肌に優しく馴染ませるようなイメージで顔に塗っていきます」
基本ケア④クリーム
クリームを救い上げる手
「仕上げはクリームで。サクランボ大くらいを手に取り、こちらも顔全体に優しくまんべんなく行き届かせます」
マッサージ①目の周り
目の周りの骨に沿って指を滑らせる解説画像
「基本ケアが終わったら今度はマッサージ。
まずは、目元から。目の周りの骨に沿って指を滑らせるようにして、優しくほぐしていきます」
眉頭から繭尻に向かって指を滑らせるマッサージ解説画像
「その後、眉毛の下側もマッサージ。眉頭から眉尻に向かって指を滑らせるように行いましょう」
マッサージ②頬
頬骨の周りをほぐすマッサージ解説画像
「続いて頬骨の周りをほぐします。まずは内側から外側に向かって、人差し指の関節を滑らせるようなイメージで行います」
頬骨の下から筋肉を引き上げるマッサージ解説画像
「続いて、頬骨の下からギュッギュッと筋肉を引き上げるようなイメージで揉みほぐします」
マッサージ③アゴ周りその1
顎先から耳の下までのマッサージ解説画像
「2本の指先を使い、アゴ先から耳の下まで、骨に沿って流すようなイメージで軽く圧をかけながら滑らせます」
耳下から首筋に沿って老廃物を流すマッサージ解説画像
「耳下まで行ったら、アゴから流してきた老廃物を首筋に沿って流していきます」
マッサージ④アゴ周りその2
耳の下から顎先に向かってジグザグに二本指を動かすマッサージ解説画像
「さらにアゴ周りをマッサージしていきます。
今度は2本の指先を使い、耳下からアゴに向かうように。アゴの骨に対してジグザグに動かすようにして、筋肉をゆるめるようほぐします」
首の上から下に老廃物を流すマッサージ解説画像
「続いて、両手を使い老廃物を全体的に首から下に流します」
マッサージ⑤仕上げ
鎖骨を内から外になぞるマッサージ解説画像
「最後に鎖骨をなぞるようにして老廃物を流せばOK。時間にして5分ほどのマッサージですが、顔のハリが変わりますよ!」
筋肉の疲れはその日のうちに撃退を
「仕事柄、普段から口角を上げていることが多く、また食いしばりが強いので、私は顔がこりやすいんです。顔の筋肉も肩こりや腰のこりと同じで、こったまま放置してしまうと固くなってしまい、ほうれい線ができたり、ひどいときには痛みが出てしまうことも。
なので、毎日のフェイスケアに合わせて、優しくほぐしてあげることが大切です」
入浴中は絶好のケアタイム
「クレンジングでメイクを落とした後、週2~3回の頻度でクレイパックをしています。角質ケアをすると、化粧水や美容液の沁み込み方が違ってくるんです。
ただし、角質ケアはやりすぎてしまうと肌の乾燥につながってしまうので、週2~3回でOK。私は鼻周りとおでこ周りにテカリが出やすいので、とくに念入りに行っています」
毎日続ける。これが中島さんの“掟”
「ケアって…はっきりいって面倒くさいですよね(笑)。でも、一日でも怠ってしまうとその後やらなくなってしまいそうなので、毎日必ず行うよう心掛けています」