香水の使用期限は1〜3年が目安!劣化の判断方法、正しい保管方法も解説

使用期限内の香水が劣化する4つの原因

使用期限内であっても、香水は劣化することがあります。お気に入りの香水を良い状態で使うためにも、劣化の原因について知っておきましょう。

原因1. 直射日光

直射日光は香水が劣化する原因になります。服や本などが日に焼けて変色することからもわかるように、日光に含まれる紫外線には、物質を劣化させる作用があるのです。紫外線は色付きの容器も透過するため、保管時は注意してくださいね。

原因2. カビ

香水は原料にアルコールを含むので、香水自体に細菌が繁殖することはほとんどありません。しかし、吹き出し口やフタの部分にカビや細菌が付着することがあります。高温多湿な環境はカビが発生しやすいので、保管場所には気をつけましょう。

原因3. 酸素

開封後、酸素に触れることで香水の劣化は進んでいきます。開封後はなるべく早く使い切るのがおすすめです。フタを開けたまま保管すると、香りが飛ぶだけではなく酸素が入り込んでしまいます。香水のフタは、使用後にきちんと閉めるクセをつけるのがおすすめです。

原因4. 温度変化

香水は温度変化にも弱いものです。日本は夏と冬の温度変化が大きいので、どうしても劣化は避けられません。何度も温度変化を繰り返すことで劣化が進むため、保管場所には注意が必要です。

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香水の正しい使い方と保管方法

香水は使い方や保管方法によって、品質を保持できる期間も変わります。お気に入りの香りを良い状態で楽しむためにも、正しい使い方や保管方法を覚えておきましょう。

清潔な肌に適量つける

香水は清潔な肌につけるのが基本です。汗をかいた状態でつけると、香りが混ざって変化してしまいます。汗をかいた時は、拭き取ってから香水をつけましょう。

つける場所は、手首の内側が最適です。香水は温まると香りが広がるので、動脈が通っている部分につけるのが良いと言われています。その他、ひじの内側や首、足首など、好みで試してみてくださいね。

香水を一度につける量は、ワンプッシュが目安です。香りが薄いものは2~3プッシュしても良いですが、つけすぎには注意が必要。ほのかに香るくらいを意識すると、つけすぎを防げます。

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直射日光や急激な温度変化を避けて保管する

香水の品質を保つために、保管の際は次の2点に注意しましょう。

■直射日光を避ける
日光に含まれる紫外線の他、蛍光灯の光でも香水が劣化する恐れがあります。明るい場所を避け、光が当たらない場所で保管してください。普段あまり使わない香水はパッケージの箱に入れ、引き出しにしまっておくのがおすすめです。おしゃれな香水のボトルはディスプレイしたくなりますが、明るい場所に飾るのは中身を使い切った後が良いでしょう。

■急激な温度変化を避ける
温度変化が激しい場所でも香水の劣化は進んでしまうので、環境の変化が少ない場所を選びます。お風呂場の近くなど、湿度が高い場所も避けるべきです。

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