占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、8月後半の暦占いをお届けします。

8月後半は、二十四節気の【処暑(しょしょ)】の頃となります。「処」とは落ち着いていくことの意であり、すなわち、処暑とは「夏の暑さがやんでいく」という意味です。

処暑に入ると、夏の暑さはまだ続くものの、早朝や夕方の風の中に涼しさを感じられる日もあるでしょう。子供たちにとっては、夏休みが終わってしまう寂しさを感じる時期かもしれません。

また、この頃は天気が荒れやすく、台風が来やすいとも言われています。『二百十日(にひゃくとおか)』と呼ばれ、天気が荒れやすいとされる日も、この処暑の終わり頃にあります。ちなみに今年の二百十日は8月ラストの31日です。

二百十日の前後は記録的にも台風や雨風が強い日が多くなっています。念のため、台風や雨風に備えておきましょう。

さて、今月後半、もっとも運気の良い日は、

◆8月28日◆

になります。この日は、

・甲子の日(かっしのひ)
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

という、2つの吉日がやってきます。

・甲子の日(かっしのひ)
甲子の日は大吉日とされる日です。特に何か新しい物事を始めるのに向いているとされています。やりたいことがあればこの日に始めると良いでしょう。ちなみに、甲子の日が吉日とされているのは

・五行思想で木の属性を表す「甲」
・十二支でいう、ネズミを表す「子」

が重なる日のためです。甲は木の属性を持ち、ネズミは水の属性を持つと言われています。この木と水の属性の相性は素晴らしく、木と水の属性が重なる甲子の日は、『物事が調和し、順調に流れていく素晴らしい吉日』とされます。
 
また、甲子の日はネズミが司る日。富を呼び、商売繁盛を司る七福神の一人である大黒天の使いがネズミだったことから、地域によっては、甲子の日に大黒天をまつる甲子祭などのお祭りが行われることもあります。

物事が順調に流れ、すべてが調和していくとされる甲子の日は、事始めの大吉日です。恋愛や仕事、お金にまつわることや習い事などは、この日に始めると良いでしょう。何事も長続きし、幸運が得られる予感です。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
小さなアクションを起こすだけで、それを起点として物事が広がり、大きな収穫を得られるようになるとされる吉日です。一粒万倍とは『一粒の種まきで、千も万も、実りを得られる』という意味。あなたがこの日にお金のご縁を増やすような行動をとればお金は増えていくでしょうし、新しいことに挑戦すればそれはぐんと発展し、あなたに実りをもたらしてくれます。

恋愛のことでもお金のことでも、あなたのやりたいことや何か善きことを始めれば、素晴らしい結果に繋がっていく日です。ちなみに宝くじ売り場でも、この『一粒万倍日』に吉日のノボリを出しているところもあり、ギャンブルのご縁の強い日でもあります。

ただし、借金には注意です。この日は種まきをしたことが膨らむ日であることから、借り物や借金をすると、借金が千にも万にも膨らんでいくことになってしまいます。

8月28日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎思わぬお金のご縁を得たいあなたは

思わぬところからのお金を得る、そんな運気を上げたいなら財布を掃除し、いつもより多めのお札を入れておくのがいいでしょう。

財布の中のいらないレシートやカードを処分したり、汚れを拭いて落としたりと、財布をきれいに保つと吉です。そして、いつもより多めのお札を入れ、それをできるだけ使わないというのが大吉に繋がります。

こうしておけば、身近な人からお小遣いをもらったり、または遺産などと、意外な所からお金がやってきたりします。ぜひ試してみてくださいね。

◎モテたいあなたは

新しい習い事を始めると、モテ始める兆しがあります。この日に何かしら習い事をしてみましょう。あなたがまったくやったことのない習い事の方が、より運気をもたらします。

◎仕事で成功したいあなたは

仕事で成功をつかみたい、勝ち上がりたいなら、ねずみのモチーフが吉。ねずみ柄の洋服や小物、ねずみをモチーフとしたぬいぐるみやキーホルダーなどを取り入れると良いでしょう。甲子の日は子の日でもあるので、仕事成功の運を引き込んでくれます。

◎頭痛を遠ざけたいあなたは

28日に水の音を聞くことが吉。滝の音でも海や川の音でも雨の音でもOKです。実際の音はもちろん、動画等で聴くこともOKです。実際に海や川に行って水音を聴くのも良し、インターネット等を通じて水の音を聴いてみるのもよし、試してみてくださいね。

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8月後半、他に運気の良い日は?

8月21日
巳の日(金運アップの日。お財布を買うと運気アップ)

8月30日
寅の日(金運アップの日。お財布を買うと運気アップ。旅行の出発日に大吉の日)