夫の財布があったのは
それから数日たっても財布が見つからず、友人は頭を抱えます。生活を切り詰めていたこともあり、友人はダメ元で再度夫の身の回りを探すことに。いろいろ探しているうちに、友人は通勤で使うバイクの収納ボックスを見ていないことに気付きます。
その日はちょうど休日で、夫は部屋にこもってゲームをしていたので、友人は子どもと一緒にバイクを確認しに行くことに。「毎日バイク通勤で荷物を入れているし、まさかここを探してないことはないだろう」と思いながらも収納ボックスを開けた友人。すると、そこには紛失したはずの財布が!
「わぁ! あった!」と喜んだ友人ですが、すぐ「でも、なんでこんなところに? すぐ気付きそうなのに……」と不信に思います。中身を確認したところ、3万円以上あったであろうお金は残金8千円しかありませんでした。
友人は家に戻り夫に問い詰めます。
「財布、バイクの収納ボックスにあったよ! なくしたのウソだったの!? なくしたときはまだお小遣いを渡して1週間しかたってなかったのに、8千円しか残ってないんだけど!」
すると夫はヤバいという表情に……。
「ゲームに課金をした。無駄遣いをしたとバレたくなくて財布をなくしたと言ってしまった」
そう白状したのです。
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まとめ
夫の信じられない身勝手な行動に「もうあなたとは一緒にいられない!」と離婚を突き付けた友人。今まで一度も口にしなかった離婚という言葉に夫は動揺し、深く反省します。「本当にごめんなさい、二度とこんなことはしない」と土下座をして謝ったのだそう。
それでも友人は夫のことが信用できないため、「今度ウソをついてお金を使ったら離婚します」と一筆書かせることに。それから友人の夫は、お小遣いの中でうまくやりくりするようになったそうです。夫婦が仲良くやっていくためには信頼関係が大切。今回の友人の体験談を聞いて、身近な存在であってもウソをついたりごまかしたりするのは良くないと改めて感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
著者/川田 真奈美
人見知りしない元気いっぱいの女子の一児の30代ママ。初めての育児に戸惑いながらも、夫婦二人三脚で育児を楽しんでいる。