肌の手入れは毎日するけれど、爪の先まではなかなか手が回らなかった私。これまでは爪が伸びたら爪切りで切るぐらいのことしかしていませんでした。でもあるとき、自分の爪にうっすらと縦線が入っていることに気付きました。今までは気にならなかったのに、なんだか老けて見える。何とかしたい!と思い、爪のお手入れを始めることにしました。その詳細についてお伝えします。

爪に縦線ができる理由



私は飲食店で働いており、メニューの説明をしたりレジで代金を受け取ったりする際に、お客さんや自分の指先を見る機会が多くあります。何の手入れもしていない自分の指を人前に出すのは嫌だなといつも思っていました。

それに加え、10本の指すべてに浮かぶシワのような縦線。ネットで調べてみると、この縦線ができる理由は大きく3つあるようでした。
1つ目は乾燥。アルコール消毒液や台所洗剤、ネイルの除光液などで爪が乾燥してしまい、爪の油分が奪われてしまうのだそうです。

2つ目は加齢。爪も体の一部であるため、肌と同じように老化が進み、徐々に爪の水分を保持する機能が低くなってくるのだそうです。

3つ目が生活習慣。ストレスや栄養の偏りなどが影響して、爪が荒れた状態になってしまうのだそうです。

私の手は毎日洗い物で洗剤を使い、アルコール消毒を使い、子どもの世話で手洗いの回数も多く、外出で外気に触れ、過酷な環境にあると思います。爪にかかる負担も相当だと容易に想像がつきました。気になったときがお手入れの始めどき!と、自爪ケアを開始しました。

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爪の縦線をなくすために試してみた3つのこと

爪には乾燥が大敵だとわかったので、まずは保湿を心がけることにしました。市販のネイルオイルを用意し、爪の周りに薄く塗り指先で爪全体になじませます。これだけでも爪の周りに潤いが感じられました。カサカサの印象だった指先にツヤが出てきたのです。さらに、爪周りの甘皮の処理をしてからオイルを塗ってみると、より一層浸透しやすくなったように感じました。

次は、縦線の対策のためにリッジフィーラーを使ってみることにしました。リッジフィーラーとは「Ridge」溝を「fill」埋めるという意味で、爪にできてしまった縦線の溝を埋めるためのものです。ネイルのベースコートのようなもので、乳白色や薄いピンク色などに色づいているものが多いです。これを使うと爪表面のでこぼこが滑らかになり、縦線が目立たなくなりました。

最後にマットネイルを使用してみました。通常のネイルポリッシュだとツヤツヤに光って、透明色でも塗ったことがすぐにわかり縦線も目立ってしまいます。マットネイルは、つや消しのすりガラスのような状態に仕上がるので、縦線の凸凹を目立つことなくうまく隠すことができました。