ジーンズブランド「SOMETHING」45周年 モデルの中林美和さん、kanonさん母娘とのコラボデニム誕生

1979年に女性のためのジーンズブランドとして誕生した「SOMETHING(サムシング)」。45周年を迎えた今年、アンバサダーとしてモデルの中林美和さんと長女のkanonさん母娘を迎え、ふたりとのコラボレーションデニムが誕生した。45周年を記念したイベントでは、ふたりがデニム愛を語った。

中林美和さんはSOMETHINGと同じ1979年生まれ。モデルとしてファッション誌やビューティー誌で活躍中だ。また、長女のkanonさんは、現在慶応大学で経済学を学ぶ大学生でバイリンガル。モデル、通訳、ウェブデザインと、マルチに活動している。次女のRIMAさんはガールズグループNiziUのメンバーだ。

母娘でアンバサダーに就任したことについて、中林さんは「デニムが大好きで1年365日のうち、360日ははいている。だから自分にデニムブランドのオファーが来たのだとうれしかった」という。kanonさんも「母だけでなく、まさか自分にオファーが来るとは」と驚きの様子。


パールデニムジャケット ¥35,200、パールストレート ¥27,500

今回の「SOMETHING×mk」は、デニム愛いっぱいのふたりが手がけた7アイテム。中林さんは「私たちの年代になると、デニムは苦手という人もいる。そこでハイウエストにしたりして、大人でもコンプレックスをカバーしてくれて、自信をつけてくれるものにしたかった」と力をいれたポイントを説明。パールを脇に施したストレートジーンズは、エレガントさも演出した。


デニムブルゾン ¥27,500、パネルミニスカート ¥17,600

一方、kanonさんは「デニムのミニスカートが欲しくて探していた」といい、自分でデザイン。スカートのポケットやデニムブルゾンの襟元にはスタッズも。またジーンズはカットの工夫で足長効果がある。kanonさんは今月スペインに留学に行くので、自分がデザインしたものを持っていくという。

ふたりは青森にある縫製工場を訪問した。中林さんは、「1本のデニムを作るのにこんなに多くの工程があり、ここで作られているのかと思うと、もともとデニムが好きだけれど、さらにいとおしく感じた。働いている女性たちもとてもにこやか」。kanonさんも「こんなに多くの人たちが服作りにかかわっていることを知らなかった。デニムに対する愛情が深まった」と言い、「SOMETHING×mk」が掲げる“MADE in JAPAN, CREATED by WOMEN”を目の当たりにし、感動もひとしおだったようだ。    


45周年イベントでは「SOMETHING×mk」への思いを語った

最後に「デニムとはどんな存在?」という質問に対して、中林さんは「日常もドレスアップした時も、どんな時も寄り添ってくれる存在。相棒とでもいうのか」。kanonさんも「幼いころからデニムをはいていて、カジュアルに着こなしたり、エレガントな服にも合わせたりできて、様々なシーンに合わせることができる優れもの」といい、「SOMETHINGは45周年という歴史の長いブランド。あらゆる世代に愛され続けてほしい」と、最後までデニムへの愛がいっぱいだった。

8月2日(金)から9月4日(水)までアトレ恵比寿、8月14日(水)から8月20日(火)まで阪急うめだ本店でポップアップを開催。開催店舗で11000円以上買った方々に、45周年記念のトートバッグをプレゼント。

text: Izumi Miyachi

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