食楽web
●東京・銀座にある『ザロイヤルパークホテル銀座6丁目』内のレストラン『洋食屋 銀座ランプ亭』が美味しくて最強にコスパがいいらしいとの噂。実際に行ってその真偽を確かめてきた。
銀座といえば、明治時代から最先端の洋食文化を発信し続けてきた街。今でも長い歴史を誇る高級洋食店が点在しており、オムライスやハヤシライス、カツレツ、シチュー、クリームコロッケなど名物グルメがたくさんあります。
しかし、老舗の洋食屋さんはどこもちょっとお高いのが玉にキズ。そこで今回は、銀座でもリーズナブルなのにものすごく満足度の高い、つまりはコスパが最高に良い洋食ランチをご紹介したいと思います。それが、東銀座にほど近い『洋食屋 銀座ランプ亭』です。
ホテルのレストランなのにコスパ最強な理由
『洋食屋 銀座ランプ亭』は、東銀座駅から徒歩3分の場所、銀座6丁目の『ザロイヤルパークホテル銀座6丁目』の1階
『銀座ランプ亭』という名前だけ聞くと、なんだか老舗っぽく感じると思います。しかし実際には写真のようにガラス張りでピッカピカ。というのも、このお店、今年2024年5月30日にオープンしたばかり。しかも『ザ ロイヤルパークホテル銀座6丁目』の1Fにあるレストランなんです。
広い店内からはオープンキッチンが垣間見れる
ホテル利用のお客さんがダイニングとして利用することもあって、店内はとにかく広くてオシャレ。とくに日中は大きなガラス窓から自然光がたっぷり入り、銀座というより、ちょっとしたリゾートにいるような気分。
そんな贅沢な空間でいただけるランチは、松阪牛100%の土鍋ハンバーグや牛タンシチュー、黒かつカレーなど贅沢なメニューばかり。なのに全メニュー1000〜1200円。銀座で洋食ランチといえば、2000円以上することも珍しくないので、かなりの破格値と言えると思います。
平日ランチメニュー
しかし、『銀座ランプ亭』のコスパの良さは、実は値段のリーズナブルさだけではないのです。実際に今回はランチで人気No.1という『土鍋ハンバーグ』(1200円)を食べてみましょう。
ランチの「土鍋ハンバーグ」1200円。ご飯、味噌汁、サラダ付き
入店すると、メニューを選んで先にお会計を済ませるのがここのルール。そのあとフロアに入り、席に案内されます。この時、スタッフさんから「ご飯と生卵はおかわり自由です」というアナウンスが。銀座ランチ1200円というだけでお得な気分になっていたので、まさかそんなサービスまであるなんて、驚きます。
広い店内に数箇所ある、ご飯おかわりスポット。横には生卵と卵専用お醤油も揃う
席について開放的な空間にリラックスしていると、ものの数分で「土鍋ハンバーグ」が登場しました。早い!
トレーにはスキレットにのった熱々ハンバーグ、そしてサラダ、ご飯、味噌汁。ふっくらした松阪牛100%のハンバーグの脇には美しい目玉焼きが鎮座。スキレットには濃厚なデミグラスソースがたっぷり入っていて、ニンジンやジャガイモ、ブロッコリーといった温野菜のほか、マカロニも見えます。
濃厚で贅沢な味わいのデミグラスソース
ハンバーグは決して大きくはありませんが、半分に割って食べてみると、ひき肉がよ〜く練られていて、なんともふんわり柔らかく繊細な食感。そして松阪牛の上品な味わいに、思わず舌が喜んでしまいます。また、デミグラスソースの濃厚なチョコレートやワインのような深い旨みが織り重なってきて、非常に贅沢な味なのです。「やっぱり銀座のハンバーグは一味も二味も違うな!」と感激。
濃厚なデミグラスソースと生卵の相性も抜群
ただし、ハンバーグがやや小さめなので、ガッツリ食べたい人はやや物足りなさを感じるかもしれません。実際、特に大食いでもない筆者でも、あっという間に完食して腹八分目といったところでした。.
しかし、ご安心ください。この濃厚なデミグラスソースさえあれば、ご飯を何杯でもおかわりできます。実際、他のお客さんを見ていると、女性のお客さんも普通にご飯をおかわりしています。筆者も、ハンバーグなきあと、ご飯を2杯おかわりして、贅沢なデミグラスソースかけ卵ご飯にして堪能しました。
まとめ
超贅沢!デミグラスソースかけ卵ご飯
というわけで、銀座の穴場とも言える贅沢ランチでした。ニューオープンの『銀座ランプ亭』はとても静かでゆっくりできるので、ビジネスランチにも使えると思います。
●SHOP INFO
店名:洋食屋 銀座ランプ亭
住:東京都中央区銀座6-16−14 ザロイヤルパーク1F
TEL:03-6264-0292
営:ランチ11:30~15:00(14:30LO)、ティータイム15:00~17:00、ディナー17:00~23:00(22:00LO)、土日祝のディナーは17:00~22:00(21:00LO)
休:無休
(撮影・文◎土原亜子)