肌をやわらかくしてくれるオイルケアは、夏の紫外線ダメージを受けた肌におすすめです。汗でベタつく季節はオイルを避ける人もいるかもしれませんが、実は、夏こそオイルケアの本領が発揮される季節。本記事では夏にオイルケアがおすすめの理由や、紫外線を浴びた肌向きのオイルケアをするときの注意点などを紹介します。
紫外線ダメージを受けた肌にオイルケアがおすすめの理由
オイル入った小瓶を持つ女性の手
紫外線ダメージを受けた肌は、バリア機能が低下しているため刺激に弱くなっています。また、紫外線はシミやシワなどの肌老化の原因にもなります。そこで、ここでは紫外線ダメージを受けた肌にオイルケアがおすすめな理由を解説していきます。
【理由1】オイルが潤いをしっかり閉じ込めるから
日焼けをした肌は水分が蒸発して乾燥した、いわゆる「脱水状態」となっています。そのため、保湿力の高い化粧水などを使って、たっぷりと水分を補給してあげる保湿ケアが大切です。しっかりと潤いケアをすれば肌のターンオーバーも促されるため、メラニンの排出もスムーズに行われます。結果として、紫外線によるダメージの軽減につながります。
しかし、化粧水だけでは時間の経過によって水分が蒸発してしまうため、油分をプラスして水分の蒸発を防ぐことが大切です。オイルはごく少量でも水分蒸発を防ぎ、肌の内側に潤いを閉じ込めます。
【理由2】オイルがゴワついた肌を柔軟にするから
前述した通り、日焼けした肌は水分量が減少して乾燥した状態になっているため、肌のターンオーバーが乱れた状態です。古い角質がそのまま残りゴワついた肌は、化粧水なども浸透しにくくなるため肌トラブルを悪化させる一因となります。
オイルは角質をやわらかくして肌の柔軟性を引き出す働きが期待できます。そのため、乾燥や古い角質でゴワついた肌をふっくらと柔軟な肌へと導いてくれるのです。化粧水などの成分も浸透しやすくなるため、紫外線によるダメージや古い角質でゴワついた肌から柔軟な肌への変化を実感させてくれるでしょう。
【理由3】オイルケアは肌の負担になりにくいから
日焼けした肌は、熱や赤み、痛みを伴い、ちょっとした火傷状態にあります。炎症を抑えるために、さまざまなスキンケアアイテムを使いたくなってしまいますが、肌が敏感になっている日焼け直後にはおすすめできません。
炎症を起こし敏感になっている肌には、やさしく丁寧なスキンケアをしましょう。化粧品を塗るときの摩擦も、肌への負担となることもあるため、肌の状態がある程度落ち着くまではシンプルケアを心がけてみてください。
オイルは乳液やクリームよりも油分が多いため肌の滑りが良く、肌に負担をかけにくいのが特徴です。化粧水でたっぷりと潤いを与え、オイルで蓋をすれば肌に負担をかけずにしっかりとケアができます。
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紫外線を浴びた肌向きのオイルとは
薬草と花とボトルに入ったオイル
一口にオイルといっても豊富な種類が揃っているため、どんなオイルを選べば良いのか迷ってしまうこともあるのでしょう。そこで、ここでは紫外線ダメージを受けた肌向きのオイルのタイプを紹介します。オイル選びの参考にしてください。
肌なじみのよいオイル
オイルにはさまざまな種類があり、それぞれ効果が異なります。紫外線ダメージを受けた肌には、動物性や植物性など肌なじみの良いオイルを選びましょう。
肌なじみの良いオイルは人の皮脂と似た成分のため、角質層までスムーズに浸透しやすくなります。そのため、紫外線ダメージからの回復を助けてくれるアイテムとして効果的です。
また、オイルの種類によってはせっかくの有効成分が肌に浸透しないだけでなく、塗るときの摩擦がさらに肌へのダメージとなる可能性もあります。ダメージで肌が敏感になっているときだからこそ、肌なじみの良いオイルで優しくケアしてあげてください。
美容成分や植物エキスなどを含んでいるオイル
紫外線ダメージを受けた日焼け直後の肌は、しっかりとした保湿とシンプルケアが大切です。そういう意味でもオイルケアはおすすめですが、使うオイルによってはさらなる効果を期待できます。
美容成分や植物エキスなど肌に良い成分を含んだオイルなら、よりなめらかな肌へと整えながらダメージからの早期回復の可能性も。ただし、人によっては植物エキスが肌への刺激となる場合もあるため、肌に合わないこともあると覚えておきましょう。
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