夏こそ取り入れたいオイルケア。紫外線ダメージに負けない肌を手に入れる

オイルケアの注意点

女性の指にオイルを落とす

紫外線によるダメージを受けた肌をケアするのにおすすめのオイルですが、ケアをするときに注意したいポイントがあります。ここでは、より良いケアにするために注意したいポイントを押さえましょう。

つけ過ぎに注意

使う部位や肌タイプ、スキンケアの方法などにもよりますが、オイルは伸びが良いので数滴で十分ケアできます。説明書に使用量が記載されている場合はそれに従い、つけ過ぎに注意しましょう。特に記載のない場合は1~2滴から様子をみていくとつけ過ぎを防げます。

オイルの塗りすぎはベタベタするだけでなく、肌にとっても過剰な油分となり、化粧崩れや肌トラブルの原因につながります。

また、オイルのベタつきが苦手という人は、お手入れの最初にブースターとして使うのがおすすめ。洗顔後の肌にオイルを薄くなじませてから化粧水や美容液を使うと、水分や美容成分が浸透しやすくなります。

このように、ケアの最初や最後など使うタイミングを選ばないのも、オイルケアのメリットのひとつです。

日中には使わないほうがよいオイルもある

オイルケアが良いといっても、オイルの種類によっては日中に使うことで逆にシミが増える場合もあります。オイルには酸化しやすいタイプとしにくいタイプがあり、酸化しやすいタイプは紫外線によって酸化が進むことも。それによって肌のくすみやシミを引き起こす場合もあるので、日中の使用は避けた方が良いかもしれません。

フラックスシードオイル、ローズウッドオイル、グレープシードオイルなどは酸化しやすいオイルなので、日中よりも夜のケアで使用するのがおすすめです。日中のケアには、酸化しにくいオリーブオイルやホホバオイル、ココナッツオイル、アルガンオイルなどが向いています。またホホバオイルやココナッツオイルは日焼け止めとしても役立ちます。それぞれのオイルの特性に合せて日中と夜で使い分けると良いでしょう。

ホホバオイルのパワーと肌・髪への効果的な使い方。日々のケアに取り入れて – Her ELEGANCE

ホホバオイルは高い保湿力やエイジングケア効果を持つことから、美容に取り入れられることが多い植物油です。使い方はさまざまあり、目的に応じた活用が可能。水分を蓄える性質を持つため、保湿にも効果的です。

保管は冷暗所で

オイルは酸化や経年変化しやすい性質があるため、直射日光や高温多湿の場所で保管するのはNGです。そのため、日の当たらない涼しい場所での保管が基本となります。

とはいえ冷蔵庫内での保存もおすすめできません。冷蔵庫から出したり戻したりすることで、温度変化を繰り返し、品質に悪影響を及ぼす可能性があるからです。できるだけ温度変化が少なく涼しい場所、直射日光の当たらない室内などで保管してください。

また、洗顔後や入浴後に使うためスキンケア用品を洗面所や風呂場に置いている人もいますが、湿気も酸化や劣化の原因となるため避けた方が良いでしょう。

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紫外線の季節、日焼け肌にこそオイルケアを

白いブラウスを着た笑顔の女性

紫外線の強くなる季節は、ちょっとした外出でも肌に紫外線ダメージを受けてしまうものです。肌に触れた瞬間のゴワつきに不安を感じたら、やわらかな肌へ整えてくれるオイルの出番。乾燥した肌に必要な水分や美容成分の浸透を助けたり、蒸発を防いだりと、使い方によって違った働きをします。

オイルのベタつく感じが苦手という人は、ブースターとしてのオイル使いや肌なじみの良いサラッとした感触のオイルを試してみましょう。肌が乾燥する夏こそオイルケアに力をいれてみてください。

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