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●秩父ハイキングで自然や歴史あるスポットを満喫した後は、話題の台湾カフェ『茶論 茶と菓。』で一休み。その魅力とは?
秩父で山歩きを楽しんで、黒谷へ下山。ランチを食べようと、食事処を探してさまよっていると、和銅ぶどう園に併設された台湾ランチが食べられるお店を発見しました。
秩父で台湾!? と思いつつ入ってみることに。こちらは和銅ぶどう園直売所を間借りしている話題のカフェ『茶論 茶と菓。』。台湾のお茶とお菓子以外にもランチも楽しめます。
おいしい台湾ごはんとお茶タイム。秩父の楽しい1日巡り
木をふんだんに使った居心地の良い店内
店主は、お茶の資格をいくつも持ち、地元秩父で茶藝館をしようとしていたそうです。さらに、まわりに飲食店が少なくハイキングの人も立ち寄れるお店があったら良いと、ルーロー飯(豚肉)やチーロー飯(鶏肉)といった食事メニューも提供しているそうです。
「チーロー飯」920円
今回は「チーロー飯」を注文しました。こちら、台南の名物料理の一つだそう。茹でて割いた鶏胸肉に、フライドオニオンのカリカリと香ばしい甘辛ソースがかかっています。菜っ葉や味付け玉子、たくあんものっていてお腹いっぱいになる丼ぶり。程よく五香粉が効きつつも、鶏肉をさっぱりといただけ、台湾料理初心者でも食べやすいですよ。
スープは塩こうじに大根のスライスが入っていて、塩味が汗をかいた身体に染み渡る〜。
「マグカップティー」300円
食事を注文した人が頼めるお手軽な「マグカップティー」は、思った以上に量がたっぷり。お茶菓子まで付いてきて嬉しい一杯です。お茶のフレーバーをライチ紅茶にしたらほんのり甘くさわやかな香り。歩いた疲れも飛んでいきました。何十種類もあるお茶やスイーツもあり、電車の待ちにも利用できますね。
地元産ぶどうを使ったアイスクリームも絶品
「アイスクリーム」ダブル650円
また、和銅ぶどう園のちちぶ山ルビーや巨峰を使ったアイスクリームも絶品。アイスクリームの上の和銅開珎チョコがアクセントになっていて写真映えします。
ハイキングに歴史探訪に。秩父は都心から近い穴場の観光スポット
秩父鉄道沿線は山いっぱいにハイキングコースのルートがいくつもあり、自然を満喫したい人におすすめです。黒谷は、採石で削られた秩父のシンボル・武甲山を遠くに望みながら、和銅開珎と縁がある歴史の詰まった土地を散策できる場所。
パワースポット「聖神社」へ
聖神社
和同開珎(わどうかいちん)に使われた自然銅採掘跡地を見に行ったり、「銭神様」と呼ばれ親しまれているパワースポット「聖神社」をお詣りしたりできます。疲れたら台湾のお茶と食事でひと休みしてくださいね。秩父って魅力的で、奥が深い!
和銅黒谷駅が渋くて素敵!
登山・ハイキングのお供にアプリ「YAMAP」がおすすめ
ちなみに登山の際、地図を持ち、登山用GPSアプリをスマホに入れておくと便利ですよ。筆者は「YAMAP(ヤマップ)」を使っています。山の中でどこにいるか確認でき、あとから歩いた記録を活動日記として見返せるので、また訪れたいと思えるのもポイントです。
(撮影・文◎乃々)
●SHOP INFO
店名:茶論 茶と菓。
住;埼玉県秩父市黒谷321
アクセス:和銅黒谷駅より徒歩1分くらい
営業:11:00〜17:00(L.O.16:00)
https://www.instagram.com/salon.cha_to_ka/