食いしばらないように気を付けた結果

普段食いしばっていた分、上の歯と下の歯をくっつけないようにするのは至難の業。無意識に閉じる方向に力が入ってしまうので、それに抗うため気を付けていなければなりません。仕事中や家事をしているときもなるべく食いしばらないように意識し、上の歯と下の歯を空けて生活しています。

そして、もう1つの課題がストレスと疲労の解消。仕事や家事・育児に追われ、思うように解消できませんが、できるだけ睡眠時間を確保して心身を休めるようにした結果、少しずつ「歯が痛いな」と感じる時間が減ってきました。

とはいえ、気を付けていないとグッとかみ締めているときがあるので、まだまだ油断できません。さらに、年齢を重ねて疲労感が抜けにくいため、引き続き歯にやさしい生活を意識していこうと思います。なお、この対処による歯痛の改善度合いは、あくまで私個人の場合です。

また、今回は歯の定期健診を受けていたからこそ痛みの原因にすぐ気付けました。もし通っていなかったら、虫歯におびえていたかもしれません。定期的なメンテナンスの大切さにも改めて気付かされた出来事でした。

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まとめ

歯が痛む原因が虫歯ではないと知って、ひと安心。また、知らず知らずのうちに食いしばっている自分の癖に気付きました。食いしばりには、歯痛のほかにも歯周病悪化や顎関節症の発症、歯の破損といったさまざまなリスクがあるのだとか。定期的に診てもらっているおかげで、虫歯だけではない歯のトラブルの予防策が講じられました。将来健康な歯でいるために、食いしばらないよう注意しつつ、引き続き定期健診に通いたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

イラスト/sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

著者/中村 ひとか
30代ママ。夫・息子・娘の4人家族。元気すぎる子どもたちに手を焼きながら、仕事と育児の両立に奮闘中。たまったストレスは、家族が寝静まったあとのお酒と動画鑑賞で解消している。