行方不明事件の真相は?どこまでもヤバイ両親
家に着いてすぐ、両親と妹から「見つかった! 帰ってきた」との連絡が! 話を聞くと、母は「お父さんに言われたひと言が許せなくて、1日中デパートで時間をつぶしていたの。せっかく来てくれたのにいなかったのは良くなかったかもしれないけど、原因はお父さん。私は悪くない」と言いました。そして父は「無事に帰って来たんだからもういいよ、この話はここまで」と話を遮ろうとするのです。
そんな対応をされ、感情が忙しい私。会う予定だったのにどうして我慢できないんだろう? しかも全部父のせいにするってどういうこと? そして、父も父です。知っていたのになぜ何も知らないふりをしたの? 私が必死で探している間、何を考えていたの?
聞きたいことはたくさんあるのにすぐに気持ちの整理ができず、当たり障りのない話だけをして電話を切りました。
そんなとき、すべての成り行きを見守っていた夫が、静かに「まだ産後2カ月。遠くから来た娘の気持ちをこんなふうに踏みにじるなんて。他人なら殴っていたかも」と。その瞬間、私は自分や子どもの気持ちをいとも簡単に踏みにじり、謝罪すらしない両親に怒りと悲しみを感じているのだと気付きました。きっと、父も母も謝る気はないのでしょう。私もそれは求めません。しかし今回の事件は、やはり私と両親では考え方が合わないと再認識するきっかけになりました。
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まとめ
父と母の行動は、どちらも非常識なものだったと思います。しかし、何か言ったところで、きっと両親は非を認めないでしょう。この出来事により両親との関係が壊れることはありませんが、さりげなく距離を置いています。月に1回顔を出していたのが、2カ月に1回、3カ月に1回となっていることに、両親が気付いているのかはわかりません。
今回わかったのは、夫が思いの外、私の支えになってくれているということです。両親に対して我慢しがちな私に寄り添い、いつも味方でいてくれると感じられました。嫌な思いをしましたが、夫婦の仲が深まった出来事でもありました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
著者/水島 なつめ
30代主婦。筋トレ狂いのマメな夫、子ども3人、猫4匹で生活中。趣味のカラオケがしたいけどなかなか時間が取れず、常にじれったい思いを抱えている。