こんにちは。パンライターの坂本リエです。昨今生ドーナツの人気が止まらないですね。そんな中、2024年8月11日(日)、原宿に揚げたて生ドーナツとコーヒーが楽しめるドーナツ&カフェ「PURPLE COFFEE(パープルコーヒー)」がオープンしました。実は、罪悪感ゼロで食べられるドーナツを展開しているのだとか。真相をレポートします。
視覚、聴覚、嗅覚にこだわった特別な体験を届けるカフェ
原宿駅竹下通り口を出て竹下通りを歩くこと約4分。竹下通りから離れた路地裏にあるので、静かで落ち着きます。
店名の由来は、色の中で最も高貴で高級というイメージを持ち、ドーナツやコーヒー豆の素材と品質に徹底的にこだわりたいという思いからパープルという言葉を付けたそう。
「ただのドーナツ&カフェなんてつくらない。新しいブランドをつくる」をコンセプトに、デザイナーCRFTZと協同した内装は白とグレーを基調に。ユニークな鏡と観葉植物があり落ち着く空間。イートイン席はコンセントがあるのもうれしいところ。店内ロゴデザインは川村JURY洋一氏の協力のもと完成し、視覚(空間、インテリア、ロゴデザイン)、聴覚(deep house BGM)にもこだわっています。天気のいい日はテラス席も気持ちが良さそう。テラス席は愛犬同伴可。
PURPLE COFFEEは、農家と直接契約を結び厳選された素材を使い、揚げたての生ドーナツが食べられます。茨城県新拓農園直送のかぼちゃ・兵庫県の山奥で生産されるShinobeeの天然無加工・非加熱の生はちみつ、オリゴ糖豊富なてんさい糖、北海道産の銀将小麦を使って作られた生地を北海道産こめ油でサクッと揚げているので、まったく重たくないところが特徴だそう。「甘いものを食べたいけど罪悪感がある…」という女性の為に再開発されたとのこと。
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食感に驚く、ふわふわ生地の生ドーナツ
かぼちゃを練り込んだ生地は甘みが強く、ふわっともちもちした食感が特徴。使っているかぼちゃは、化学肥料を使わずに育てられたもの。1つの苗から実のなる個数を3個と限定することで、大きさ、食味の濃さ、甘さの旨みを最大限に引き出しているそう。
Shinobeeの天然・非加熱の生はちみつは、加熱処理をしていないので、酵素や栄養素を多く含み、甘みが最大限まで引き出されているそうです。さらに北海道産てんさい糖をいっしょに生地に練り込むことで、上白糖を使わなくても素材の自然な甘みが感じられます。
ドーナツのクリームは、ひとつひとつ丁寧に絞っています。種類は、プレーン、マスカルポーネ生クリーム、カスタード、チョコレート、京都宇治抹茶といったスイーツだけでなく、生ハムクリームチーズといった惣菜系もありました。ここで私のおすすめをご紹介します。
中でもおすすめなのは定番の「プレーン」。揚げたての時間に伺えたのでラッキーでした。ふんわりとやわらかいので、やさしく持たないと型崩れしてしまうので注意しましょう。噛むとふわっとしているのですが、もちもちと弾力があります。上品な甘みがあり、くどくないですね。ドーナツは油で揚げているから重たいイメージがありますが、こめ油を使っているので重たく感じなかったです。
「京都宇治抹茶」は、たっぷりの宇治抹茶クリームが溢れ出ています。宇治抹茶の渋みと苦味が効いていて濃厚な味わい、ミルキーさもあります。ぽてっとして重ためなクリームとなっているのですが後味がスッキリとしています。香りがいいので、外国の方にも人気がありそうですね。