困るのはどっち?

「天涯孤独のフリーランス女なら、行くところがないから家政婦扱いしても平気だと思った?」

不倫夫に加えて、人を見下してばかりの横暴義妹。義母だって、いくら世話をしても感謝の言葉1つもありません。

「そんなあなたたちと、どうして今まで同居を続けていたかって? 不倫の証拠集めの間、家賃を浮かせて貯蓄に回すためよ。私、在宅ワークだけど、大手企業の会社員さんに負けないくらいの稼ぎはあるわ。無駄づかいする時間すらなかったから、おかげで結構な額がたまっています」

こうして、私は義実家を捨てました。まともに家事すらできない義妹は、義母の介護と、慰謝料の支払いに追われる元夫、さらには押しかけてきた愛人との同居に疲れ果て、荒れ果てた家の中で見るもあわれな姿になっているようです。

一方の私は、久しぶりの独身生活をのんびり満喫中。つらかった記憶は残っていますが、もう過去のこと。これからは自分の人生のために、時間やお金を使うつもりです。 

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実は、義実家を出るタイミングを見計らっていたのですね。黙って「家政婦扱い」に甘んじていたわけではなかったのです。元夫も義妹も自業自得の結末となり、まさにスカッとする展開ですね。

著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系
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