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●『ハウス食品』の秋冬シーズン限定のカレールウ「ホワイトカレー」と「ブラックカレー」が新登場。実際に調理し、食べ比べてみました。
唐揚げ、お好み焼き、肉じゃが、美味しい家庭料理に茶色はつきもので、おうちカレーも例外ではありません。パーティーやイベント、キャンプなど様々なシーンでカレーを食べる機会がありますが、いつもよりちょっと華やかにしたいという時、みなさんはどう工夫していますか?
野菜で星やハート型にして可愛く模るのも手ですが、もって手っ取り早く、ガラリとおうちカレーの印象を変える商品を見つけました。
新商品「ホワイトカレー」中辛と「ブラックカレー」中辛
『ハウス食品』の「ホワイトカレー」<中辛>と「ブラックカレー」<中辛>
「バーモントカレー」や「こくまろ」などを展開する『ハウス食品』から、秋冬シーズン限定の商品です。長年、カレールウ業界を牽引するメーカーですが、「ホワイトカレー」と「ブラックカレー」という、ご当地カレーを連想させる遊び心あふれる製品となっています。
色はビーフシチューとホワイトシチューのルウのよう!
2024年8月12日から発売中で、涼しさが顔を覗かせはじめる頃、そろそろおうちカレーの出番が多くなる時期かと思います。『ハウス食品』史上、 “最白&最黒”とのこと。とはいえです。白と黒ですから、おのずとシチューの味を連想してしまうのは著者だけじゃないはず。その点はどうなのか……期待を込めて作ってみました。
「ホワイトカレー」は白いカレー? シチュー?
ホワイトカレー
今回は具で味に差がでないように、鶏肉とタマネギだけで作りました。とくに「ホワイトカレー」は、作る過程で脳がバグってしまいそうでしたが、鍋からは紛れもなくスパイスの香りが! 色味は完全に白。今回はレシピ通り牛乳を入れて作ったので、白さも際立っています。
牛肉で作ったらより真っ黒になりそう!
一方、「ブラックカレー」も本気の黒色! イカ墨系の原料が入っているのかと思いきや、カレーソースを煮込む製造工程で焦げる直前ギリギリまで加熱し、黒さを引き出しているそうです。ごまペーストや玉ねぎのチャツネも色味をアシストするだけでなく、味わいに深みを出しているのでしょう。
見た目はシチューライスですが、紛れもなくしっかりスパイスの効いたカレーです
さて、完成した「ホワイトカレー」と「ブラックカレー」を食べてみました。「ホワイトカレー」はまろやかでありながら、スパイスがしっかりきいていて、濃厚な味わいです。辛さも中辛レベルでじわっと舌に刺激が広がります。これは大人もハマる味ですよ。
もし小さな子どもと一緒に食べる場合、著者の家庭ではレシピよりも多く牛乳を入れてみました。ルウは少しゆるくはなりますが、よりマイルドになって、ドリア風に楽しめますよ。
よく煮込んだようなコクのあるカレーが完成
「ブラックカレー」もご飯と対比させると、余計に黒さが際立ちます。黒は高級感が出る色味ですが、見るからにコクがありそうで、食欲をそそりますね。先ほどの「ホワイトカレー」とは打って変わって、ブラックペッパーや唐辛子などの香辛料がキレのある香りと辛さをしっかりと表現していて、どっしりと濃厚な味わいでした。
『ハウス食品』の「バター香るターメリックライスの素」で作ったご飯とも相性バツグン [食楽web]
「ブラックカレー」は、10月のハロウィンに大活躍しそうですよね! 「ホワイトカレー」は12月のクリスマスにほっこり温かな気持ちにさせてくれそう。ルウを変えるだけでご馳走感が生まれ、食卓に華やかさを演出してくれます。ぜひお試しあれ。
(撮影・文◎亀井亜衣子)