用意するもの

・オアシスリング(直径15cm)とシサル麻

オアシスリングは生花用のものを使用。リング全体にシサル麻を巻き付けます。

・ワイヤー

プリザーブドフラワーは基本的に茎のない状態で箱に入っているため、アレンジする際にはワイヤーで茎になる部分を作ると扱いやすいです。

花の太さによってワイヤーの番手を決めます。若い番号のほうが太いワイヤーです。今回は、#26、#28のワイヤーを使っています。

・グルーガン

花にワイヤーをつける時に使います。ボンドでも大丈夫です。

・フローラルテープ

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アレンジの準備① ワイヤリング


ワイヤリングとテーピングをした状態。

花茎がないプリザーブドフラワーでリースを作る場合は、土台のリングに直接ボンドなどで花を貼り付けることもありますが、1本1本ワイヤリングをすると、生花と同じように扱うことができます。バランスを見て刺し直しができるのも嬉しいです。

ワイヤリングには、花に合わせていくつかの方法があります。

バラ

花首の下、子房の部分にワイヤーを刺して、ワイヤーの中心まで通します。もう1本のワイヤーを、クロスになるよう同じように刺します(上写真)。

両方のワイヤーの両端を真っ直ぐ茎のように下ろします。計4本のワイヤーで茎を作るような形です。

ミニバラは、ワイヤーを1本でも大丈夫です。

アナベル

アナベルを適当なボリュームにカットします。ワイヤーをUピン状に曲げて、アナベルの茎に引っ掛けるようにします。ワイヤーの片方を、アナベルの茎ともう片方のワイヤーに数回グルグル巻きます。

アナベルの茎に引っ掛けられない場合は、茎に沿わせるだけでもよいでしょう。

クリスパムも同じようにワイヤリングできます。

センニチコウ

ワイヤーの先端に小さなリングを作ります。センニチコウの茎があるものはリングの中に茎を通して、センニチコウの花本体のところにリングがピタリとくっつくようにします。

茎がないものは、そのまま本体にリングをくっつけます。

リングとセンニチコウをグルーガンでしっかりと付けます。

ミニダリアも同じようにします。または、次に紹介するポンポンギクと同様にしてもかまいません。

ポンポンギク

茎の付け根の横から花の方へ、ワイヤーを通します。花の頂上からワイヤーを突き出し、フック状に曲げて、下からワイヤーを引っ張り、花の中へ戻します。

フックはなるべく小さめにして、引っ張りすぎないように注意します。