貯金が上手な人は、毎月の削りどころを抑えています。無理に切り詰めるのではなく、削れるものから削っていくことが貯金への第一歩。そこで今回は、「節約しやすい支出」についてまとめてみました。どのような部分で節約できるかを把握し、狙いを定めて節約を進めていきましょう。

貯金が上手な人の支出管理


豚の貯金箱にコインをいれる
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同じ収入額でも、貯蓄ができる人とできない人がいます。その差は何なのでしょうか。ここでは貯金が上手な人と下手な人との違いを紹介します。

貯蓄が上手な人のマインド

貯蓄を上手くできる人には、以下のような傾向が見られます。

上記の表のように、どのようにお金と向き合うかが整理されている人は貯蓄が上手な人です。極限まで切り詰めた生活をしお金を貯めているという訳ではく、お金の使いどころを見定め削れるところをしっかりと削っているためお金が貯まりやすいのです。

貯蓄が下手な人の特徴は?

反対に、貯蓄が下手な人には、以下のような傾向が見られます。

・お金の出入りを管理していない
・「自分へのご褒美」「どうせ買うならいいもの」等の理由で、ワンランク上の物を揃える
・「いずれ役に立つ」等の理由で、不要なものまで買い揃える
・その場の気分で衝動買いをする
・何もかもを節約しようとし長続きしない
など

貯蓄が下手な人は、どのようにお金を使うかを明確化しておらずなんとなく消費をしているため、結果お金がどんどん減ってしまうケースが多いです。

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固定費→変動費の順に削っていく


通帳と電卓
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支出は、「固定費」と「変動費」の大きく2つに分けられます。



節約をする順番として、まず先に固定費を減らし次に変動費を減らす流れが良いと言われています。理由として固定費は金額が大きいものが多く、一度見直せば毎月確実に支出を減らしていけるためです。

一方で変動費はその場限りの節約となってしまうこともあり、月々のイベント等によりどうしても減らせないこともあるため、変動費より先にまず固定費を減らした方が安定して節約することが可能です。