「胸にハリがなくなってきた」「胸が八の字に下がってきた」など、50代はバストの変化を感じやすい年代です。バストが垂れる原因とおすすめのバストケアについてご紹介します。
バストの形は年齢とともに変化する
バストは年齢とともにやわらかくなり、下垂しやすくなります。一般的に、バストは次のようなステップで変化が進むといわれています。
1. 上胸(デコルテ)のボリュームが落ちてくる。
2. バストの下部がたわみ、乳頭が下向きになる。
3. バストが外に流れる。バスト自体が下がる。
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知っておきたい乳房の構造
ところで、乳房の構造をご存知でしょうか。乳房を構成するのはほとんどが脂肪で、ほかに乳汁を分泌する乳腺組織などがあります。乳房を支えているのは、「大胸筋」という乳房の下にある筋肉と、乳房内にある「クーパー靭帯」という組織です。
クーパー靭帯はコラーゲンを主成分とする組織で、乳腺組織や脂肪組織が脇に流れないよう引っぱり上げています。つまり、乳房を丸くてきれいな形にキープするための大切な役割をしているのがクーパー靭帯なのです。なお、乳房内には筋肉がないため、乳房そのものを鍛えて大きくすることはできません。