バセドウ病でも生命保険に加入できる?加入時の注意点を解説

バセドウ病の方が保険に加入する際の注意点

バセドウ病の方が保険に加入する際は、下記の点に注意が必要です。

バセドウ病の方が保険に加入する際の注意点

適切に告知を行う

終身型の保険加入を検討する

保障条件について確認する

これらは保険会社や商品ごとの違いがあるため、契約時に必ず確認しておきましょう。

適切に告知を行う

保険に加入するときは、健康状態を正確に告知することが大切です。

バセドウ病であることを隠したり、申告が不十分だと「告知義務違反」とみなされ、給付金が支払われなかったり、契約が解除になることもあります。

せっかく保険に加入していても意味がなくなってしまうので、ありのままを告知しましょう。

生命保険の告知義務とはどこまで必要?バレた時の告知義務違反やリスクを解説

終身型の保険加入を検討する

バセドウ病は完治させることが難しく、症状が落ち着いても、再発する可能性も高い病気です。

そのため、保障期間に限りのある「定期型」の保険よりも、解約しない限り一生涯保障が継続する「終身型」の保険に加入することをおすすめします。

定期型の保険の中には、満期になっても所定の年齢までは自動更新できるタイプもあります。

しかし、更新時にはその時の年齢や保険料率で保険料が再計算されるため、契約期間が経過するにつれて保険料の負担が重くなっていくことも少なくありません。

一方、終身型の保険であれば、基本的に加入したときの保障内容や保険料が一生涯継続します。

保障条件について確認する

バセドウ病などの持病がある方が、通常の保険や引受基準緩和型保険に加入する際は、保障の削減期間や条件の有無についても確認しておきましょう。

加入してから1年程度は、給付金が50%程度しか受け取れない商品もあります。

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バセドウ病の方も利用できる公的医療保険制度について

バセドウ病の方も利用できる公的医療保険制度は下記の通りです。

民間の生命保険だけではなく公的医療保険制度も活用することで、医療費の負担や収入減少に備えやすくなるでしょう。

バセドウ病の方も利用できる公的医療保険制度

高額療養費制度

傷病手当金

障害年金制度

生活保護制度

各公的医療保険制度について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

高額療養費制度はいくら以上から適用?申請方法や年代別の計算方法をわかりやすく解説

傷病手当金とは?退職後の支給条件や期間、申請・計算方法をわかりやすく解説

障害年金とは?もらえる金額や受給要件、対象者をわかりやすく解説