画像はイメージ(Flicker/ Melvin Loi )
2024年8月30日現在、発生している台風10号は各地や交通の便に影響を及ぼしています。
台湾の航空会社「エバー航空」は台風10号の影響で福岡空港に着陸できず、台湾に引き返しました。
台風で台湾発福岡行きの飛行機が引き返す
エバー航空のBR106便は、8月29日午前8時17分に台北市の桃園国際空港を離陸し、福岡空港に向けて飛んでいました。
しかし台風10号の影響で乱気流に遭遇し、約40分間着陸を試みたものの、最終的には桃園国際空港に引き返すことになったのです。
「民視英語新聞 台湾ニュース」によると、この日もう1便が福岡空港に向けて離陸しましたが、同様に着陸を断念し、大阪空港へ進路を変更。
その後、大阪空港で給油を行い、桃園国際空港へ戻ったそうです。
台北市に戻った乗客によると、「激しい揺れで嘔吐する人や悲鳴を上げる子供もいた」と恐怖体験を語っていました。
その一方で、「それほどひどくはなかった。子供が『ジェットコースターみたい』と言っていた」とコメントした人もいました。
福岡空港への同日便は、全て欠航となりました。
この出来事にネットでは、「安全が一番だね」「エバー航空のパイロットは大したもの」といった反応が上がっていました。
乱気流を乗り越え、無事に引き返すことができたパイロットの腕に頭がさがります。