⑤リピーター続出の《吉田麻子料理教室》で 食の大阪ならではの上方料理を習う

新しい旅の楽しみ方として、その土地でしか体験できないワークショップに参加するのもおすすめです。

私のお料理の先生(というにはおこがましいぐらいの料理初心者ですが……)でもある吉田麻子先生。書籍の制作やメディア出演などに忙しいなかでも、お料理教室を大切にされているそう。「日本料理というと格式が高くてかしこまったもの、というイメージがありますが、その土地の風土に寄り添い、家庭でこそ伝承されていくものだと思うんです」と、大阪の地から日本の食と文化を発信してはります(と言いたくなりますね、関西だと)。

ある日のお稽古でトライした穴子の巻き寿司(もちろん具材もひとつひとつ調理しています)。1回の対面クラスに7、8人程度が参加することができ、調理は分担して行います。レッスンは公式サイトのほか、LINEからも申し込めます。対面でのお教室はさながら椅子取りゲームのような争奪戦ですが、オンラインレッスンも開催されているのでぜひチェックを。

美人料理家としても知られる吉田先生。お料理の知識も広くて深く、お稽古当日にいただけるレジュメにメモをしても追いつかないほど。包丁の置き方やお米の研ぎ方など基礎の“キ”ではありますが、料理の一番大切な心得を丁寧に教えていただけます。それでいて親しみやすいお人柄とあって、ファンは増えるばかり。

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