ポットマムの栽培12カ月カレンダー

開花時期:9〜11月
植え付け・植え替え:3〜5月
肥料:3〜10月

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ポットマムの栽培環境


Photo/長田節子

日当たり・置き場所

【日当たり/屋外】日当たり、風通しのよい場所を好みます。日当たりの悪い場所では花つきが悪くなり、株もひょろひょろと徒長ぎみに伸びて軟弱な株になるので注意しましょう。1日6時間以上の日照がある場所が理想的です。

マムは短日植物で、夜に人工灯が当たる環境では開花しないことがあります。秋になったら、夜間に外灯などの明かりが当たらない場所で管理するとよいでしょう。

【日当たり/屋内】屋外での栽培が基本です。寒さに強いので、周年戸外で管理します。寒さにあうことで翌春に成長のスイッチが入るので、室内に取り込まないようにしましょう。

【置き場所】水はけのよい環境を好み、また蒸れや泥はねが病気の原因になるので、土を盛って周囲より高くしたり、レイズドベッドや傾斜地に植え付けたりするのもおすすめです。マルチングをして泥はねを防ぐのもよいでしょう。鉢植えの場合、開花期は雨の当たらない軒下などに移動すると、花が傷みにくくなります。

耐寒性・耐暑性

品種によって差はありますが、多くはマイナス5℃以下の気温にも耐えるため、一年を通じて屋外で栽培できます。寒冷地の場合は、軒下に移動させたりマルチングするなどの防寒対策をするとより安心です。耐暑性も高く、夏越しも問題ありません。